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  1. 袋井市議会 2014-09-17
    平成26年民生文教委員会 本文 開催日:2014-09-17


    取得元: 袋井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 平成26年民生文教委員会 本文 2014-09-17 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 350 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯廣岡委員長 選択 2 : ◯荻原地域医療推進課長 選択 3 : ◯廣岡委員長 選択 4 : ◯田中委員 選択 5 : ◯廣岡委員長 選択 6 : ◯荻原地域医療推進課長 選択 7 : ◯廣岡委員長 選択 8 : ◯足立スポーツ推進課長 選択 9 : ◯廣岡委員長 選択 10 : ◯田中委員 選択 11 : ◯足立スポーツ推進課長 選択 12 : ◯田中委員 選択 13 : ◯廣岡委員長 選択 14 : ◯足立スポーツ推進課長 選択 15 : ◯廣岡委員長 選択 16 : ◯田中委員 選択 17 : ◯廣岡委員長 選択 18 : ◯足立スポーツ推進課長 選択 19 : ◯廣岡委員長 選択 20 : ◯廣岡委員長 選択 21 : ◯大野教育企画課長 選択 22 : ◯廣岡委員長 選択 23 : ◯大場委員 選択 24 : ◯廣岡委員長 選択 25 : ◯大野教育企画課長 選択 26 : ◯廣岡委員長 選択 27 : ◯鈴木委員 選択 28 : ◯鈴木委員 選択 29 : ◯廣岡委員長 選択 30 : ◯大野教育企画課長 選択 31 : ◯鈴木委員 選択 32 : ◯大野教育企画課長 選択 33 : ◯廣岡委員長 選択 34 : ◯加藤学校教育課長 選択 35 : ◯廣岡委員長 選択 36 : ◯大野教育企画課長 選択 37 : ◯廣岡委員長 選択 38 : ◯鈴木委員 選択 39 : ◯廣岡委員長 選択 40 : ◯寺田委員 選択 41 : ◯廣岡委員長 選択 42 : ◯大野教育企画課長 選択 43 : ◯廣岡委員長 選択 44 : ◯寺田委員 選択 45 : ◯廣岡委員長 選択 46 : ◯大野教育企画課長 選択 47 : ◯廣岡委員長 選択 48 : ◯寺田委員 選択 49 : ◯廣岡委員長 選択 50 : ◯田中委員 選択 51 : ◯廣岡委員長 選択 52 : ◯大野教育企画課長 選択 53 : ◯廣岡委員長 選択 54 : ◯田中委員 選択 55 : ◯廣岡委員長 選択 56 : ◯大野教育企画課長 選択 57 : ◯田中委員 選択 58 : ◯大野教育企画課長 選択 59 : ◯廣岡委員長 選択 60 : ◯大野教育企画課長 選択 61 : ◯廣岡委員長 選択 62 : ◯田中委員 選択 63 : ◯廣岡委員長 選択 64 : ◯大野教育企画課長 選択 65 : ◯廣岡委員長 選択 66 : ◯高橋副委員長 選択 67 : ◯廣岡委員長 選択 68 : ◯大野教育企画課長 選択 69 : ◯廣岡委員長 選択 70 : ◯高橋副委員長 選択 71 : ◯廣岡委員長 選択 72 : ◯大野教育企画課長 選択 73 : ◯廣岡委員長 選択 74 : ◯高橋副委員長 選択 75 : ◯廣岡委員長 選択 76 : ◯廣岡委員長 選択 77 : ◯寺田委員 選択 78 : ◯廣岡委員長 選択 79 : ◯大野教育企画課長 選択 80 : ◯高橋副委員長 選択 81 : ◯廣岡委員長 選択 82 : ◯高橋副委員長 選択 83 : ◯廣岡委員長 選択 84 : ◯高橋副委員長 選択 85 : ◯西尾教育部長 選択 86 : ◯高橋副委員長 選択 87 : ◯廣岡委員長 選択 88 : ◯高橋副委員長 選択 89 : ◯大野教育企画課長 選択 90 : ◯高橋副委員長 選択 91 : ◯西尾教育部長 選択 92 : ◯廣岡委員長 選択 93 : ◯廣岡委員長 選択 94 : ◯加藤学校教育課長 選択 95 : ◯廣岡委員長 選択 96 : ◯大場委員 選択 97 : ◯廣岡委員長 選択 98 : ◯加藤学校教育課長 選択 99 : ◯廣岡委員長 選択 100 : ◯田中委員 選択 101 : ◯廣岡委員長 選択 102 : ◯加藤学校教育課長 選択 103 : ◯廣岡委員長 選択 104 : ◯田中委員 選択 105 : ◯廣岡委員長 選択 106 : ◯加藤学校教育課長 選択 107 : ◯廣岡委員長 選択 108 : ◯高橋副委員長 選択 109 : ◯廣岡委員長 選択 110 : ◯加藤学校教育課長 選択 111 : ◯廣岡委員長 選択 112 : ◯高橋副委員長 選択 113 : ◯廣岡委員長 選択 114 : ◯鈴木委員 選択 115 : ◯廣岡委員長 選択 116 : ◯加藤学校教育課長 選択 117 : ◯廣岡委員長 選択 118 : ◯廣岡委員長 選択 119 : ◯廣岡委員長 選択 120 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 121 : ◯廣岡委員長 選択 122 : ◯大場委員 選択 123 : ◯廣岡委員長 選択 124 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 125 : ◯廣岡委員長 選択 126 : ◯大場委員 選択 127 : ◯廣岡委員長 選択 128 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 129 : ◯廣岡委員長 選択 130 : ◯鈴木委員 選択 131 : ◯廣岡委員長 選択 132 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 133 : ◯鈴木委員 選択 134 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 135 : ◯廣岡委員長 選択 136 : ◯寺田委員 選択 137 : ◯廣岡委員長 選択 138 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 139 : ◯廣岡委員長 選択 140 : ◯田中委員 選択 141 : ◯廣岡委員長 選択 142 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 143 : ◯廣岡委員長 選択 144 : ◯田中委員 選択 145 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 146 : ◯田中委員 選択 147 : ◯高橋副委員長 選択 148 : ◯田中委員 選択 149 : ◯廣岡委員長 選択 150 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 151 : ◯廣岡委員長 選択 152 : ◯田中委員 選択 153 : ◯廣岡委員長 選択 154 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 155 : ◯廣岡委員長 選択 156 : ◯大場委員 選択 157 : ◯廣岡委員長 選択 158 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 159 : ◯大場委員 選択 160 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 161 : ◯廣岡委員長 選択 162 : ◯廣岡委員長 選択 163 : 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この中でかかりつけ医を持っているか、持っていないか、こういったものの調査項目がございました。40歳以上の大人の方につきましては、持っている方のうち、開業医等、診療所とか、そういったところが60.4%、それから、持っていると答えた中で、病院がかかりつけ医ですとお答えをされた方が14.3%、したがいまして、持っているとお答えした方は74.7%となってございます。これは40歳以上ということになってございまして、40から64歳までの持っているとお答えになったのは53.4%、65から74歳の方は80.4%、75歳以上の方は90.0%ということで、年齢が上がるに従ってふえていくというような傾向になっております。全体では、ちょうど間の20歳代、30歳代がございませんけれども、このような状態になっております。  それから、15歳未満のお子さんの場合ですが、同じく、持っているという中で、開業医・診療所等の方が86.1%、それから、持っているとお答えの中で、病院というお答えになったのは3.5%、両方合わせると89.6%の方がかかりつけ医を持っているとお答えをしております。この中の1歳から5歳の方は94.3%、6歳から11歳の方は86.6%、12歳から14歳の方は83.6%、これは、子供が小さいうちはかかりつけ医を持って、徐々に下がっていくと。この傾向からいいますと、20代、30代に関しては徐々に減っていって、また40代以降、徐々に上がってくるというような形になってくるのかなと考えられます。  基本的には、この数値、アンケートでございますけれども、このアンケートの中では、おおよそ大人の方は7割以上、75%近くの方がお持ちになっておりますし、子供の場合は9割ぐらいの方はかかりつけ医を持っているということになります。  これは、かかりつけ医を地域医療の中心と据えていくという中では、この数値は、決して低いというよりも、思った以上にかかりつけ医を持っていらっしゃるのかなという調査結果ではないかなと思っております。ただ、若い年齢、働く世代の方々は若干少なくなっていますが、働く世代の方は、かかりつけ医だけではなくて、少しここはかからないという傾向があるかなというのは言われていますが、健診等もきちんとしているという状況もありますので、この意味では、何かあればそこの中で医療機関に受診をするというような形になっているのかなと考えております。  大変申しわけなかったですけれども、調査結果がないということですが、割と近いアンケート調査の結果がございましたので御報告をさせていただきます。 3: ◯廣岡委員長 田中委員。 4: ◯田中委員 ありがとうございました。  そういうことで、非常に思ったよりも高くて、私も少しびっくりしているのですけれども、こういう土台というか、ベースがあって、やはり今後いろいろな施策が生きてくると思いますので、逆に、当局の皆さんもこういうのを理解された上でいろいろ政策がされることを望んでおります。私もブライツの中でこれをやっていますけれども、そこら辺の感覚というか、思いがなくてずっとやっていましたので、この数字は非常にありがたいと思っています。ありがとうございました。 5: ◯廣岡委員長 荻原課長。 6: ◯荻原地域医療推進課長 我々のほうも、思った以上に高い数字であったかなと思いますけれども、このかかりつけ医を持っているだけではなくて、コンビニ受診と言われる、急患のときにも休日すぐ行くのではなくて、様子を見ながら受診をするとか、医療費の軽減等に向かうにもそういった形のものがありますので、より一層、地域医療全体の広報、啓発には努めてまいりたいと思っております。 7: ◯廣岡委員長 続きまして、スポーツ推進課。
     足立課長。 8: ◯足立スポーツ推進課長 昨日の質疑の中でお答えできなかった部分につきましてお答え申し上げます。資料は両面で1枚ございます。  まず初めに、大場委員からの御質問で、現在の泉町の体育館の耐震の関係が少し心配だという御質問に対しての説明になりますけれども、2番目のところで、平成8年に第2次耐震診断実施というのを行っておりまして、ここで補強が必要な施設ということになりました。平成18年には耐震補強工事の実施をしまして、Is値を0.77に上げることになりました。建築基準法上で、耐震性能を有するとされる数値まで補強を実施したということになります。  3番ですが、そもそも本市では、大規模地震における市指定避難所とする基準として、静岡県の耐震診断判定基準により判定することとしておりましたので、耐震診断で算出するIs値と、静岡県が独自に策定した目標値、ET値というのも別で耐震性の判定をしていると。下のほうに表1がありますけれども、こういう表の中での区分といいますか、区分けをしているということになります。  東海地震に対して耐震性能を有する建築物はランク1の施設となっていまして、この表の左側の上のところにランクということで、その下が1、2、3とありますが、この1の施設になっておりますが、現在の市民体育館のIs値は0.77ということですので、この右のほうに静岡県独自の判定基準というところのランク2のところのこちらの右側のところにIs/ETが1以下で、かつ0.6以上ということに0.77が該当するものですからランク2となりまして、これによりますと、市指定避難所としては利用できないということになります。  なお、耐震性能はやや劣り、かなりの被害を受ける可能性はありますが、倒壊する危険性は低いとされているということです。また、体育館など、比較的、屋根の軽い鉄骨造の建物は、ランクにかかわらず倒壊する危険性は低いともいわれているということで書いてありますので、そのような説明とさせていただきます。  続きまして、田中委員からお話がありました風見の丘の券売機の関係、こちらの借り上げ料が285万6,420円ということですけれども、こちらはどういった形だということだったのですけれども、券売機自体は、風見の丘に入っていくと、すぐ受付の横にあるのですけれども、それが一番メーンの券売機で、ただ、障害者の方とかが来られたときにはそういった操作がなかなか難しいというのがあったりして、受付のほうでも少し簡易型の小さい形の券売機という機能がついている設備が置いてあるよと。この二つをトータルしてシステムも含めて全部でこういった金額になるよということですので、説明とさせていただきます。  そして、最後、高橋副委員長のほうから御質問がありました市内の体育施設の人数が少し減っているということで、平成24、平成25というので、裏面になりますけれども、資料をつくらせていただきました。  こちらで、例えば平成23でいきますと、60万4,000人ということで、平成25とそんなには変わっていないのですが、平成24が少しふえていまして、それから見ると、平成25がかなり減っているという形になります。特に大きなところとしましては、バイパス高架下のところが1万3,000人の減、ちょうど真ん中にありますけれども、中央部分ですけれども、こちらがバイパス工事の関係で13日間ほど使用できなかったということがあって、ここのカウントの仕方が、体育館を利用する中で高架下を使っていまして、スポーツ協会のほうで、これをダブルカウントしていますので、バイパス高架下に駐車した人が体育館へ行っても、1人、1人と数えるというようなことですから、そうしないと、向こうで車と整合がつかないものですから、そんな形のカウントをしています。そうしますと、バイパス高架下が使えないことによって市民体育館も少し減っているのかなという感じはしますが、そのような形が大きなものとしてはあります。  あと、浅羽球技場の野球の人数が少し1,800人減っている、あと、体育館のほうでは、エアロビのフェスティバルがエコパで行った関係で1,500人、あと、エスコーラ・コニェセールというブラジルの学校の使用がなくなったとか、もろもろのスポーツ教室の中でも利用人数が減っているといったこともありました。バイパス高架下の今のお話。それから、愛野公園の野球場でも少し、これは優先予約の関係で、最初にとっているのですけれども、それからキャンセルが多かったとかということもあったと思います。また、一番下のほうになりますけれども、風見の丘では、ランニングマシンが故障で速度制限を設けるようになったために少し利用が減ったとか、そういったこともあります。  一方、ふえているものもありまして、風見の丘のプールは4,000人ふえていますし、B&Gも少しふえている。また、ここにはないのですけれども、幼稚園、小学校、中学校では、エアロビを大分熱心に取り組んでいまして、そういう中では9,000人ぐらいがエアロビのほうを体験していただいているということで、例年よりもさらに、毎年ふえていくような形でも取り組んでいます。またフーバということで、ソフトバレーボールですけれども、そちらのほうも、平成24から平成25で500人ぐらいふえているというようなこともありますけれども、全体的にはそんな形で少し減っていますので、今後につきましては施設の先ほどの予約の関係等、それに、老朽化しているところがありますので、そういうところを修繕しながら利用者の増に努めていきたいと考えていますのでよろしくお願いいたします。 9: ◯廣岡委員長 それぞれに回答がありましたが、質疑された委員の皆様、質問があれば。  田中委員。 10: ◯田中委員 先ほどの券売機の話ですけれども、これはないのですよね、資料は。 11: ◯足立スポーツ推進課長 資料はないです。口頭で、済みません。 12: ◯田中委員 ごめんなさい、これを見ていたもので聞き漏らしてしまったですけど、2台というお話でしたか。 13: ◯廣岡委員長 足立課長。 14: ◯足立スポーツ推進課長 券売機の関係ですけれども、正面にまず一つ大きな縦長のものがありまして、それ以外に、受付では、障害者の方とか、なかなか券売機が使えないという方などに対応できるように、小さ目の券売機の機能がついているものがついています。その二つをソフトを動かしてシステム化して、全体で借り上げるということで285万6,420円ということでなっております。 15: ◯廣岡委員長 田中委員。 16: ◯田中委員 大きいのというのがどんな機能があって、小さいのとの連動とか、そういうことで、単純に券売機がぽんぽんとあるのではないよということかもしれませんけれども、それにしても高いかなという印象を受けたものですから。券売機だったら、要するに、大人か子供かとかという、単純にただお金を入れて券をもらうというだけだと思うのですよね。何時間から何時間やったら幾らでとかという非常に複雑になっているあれではなくて、お金を入れてぽんと出るのだったら物すごいそんなに高い機械ではないような気がするものですから、月々24万円も払うにしては少し高いのかなと。保守とかももちろん入っているのかもしれませんけれども。毎年そういうことであるならば間違いはないのでしょうけれども、そんな印象を少し持っていますので、そういう選定をする際にまた確認をしてもらえればなと思います。契約をする際に。 17: ◯廣岡委員長 足立課長。 18: ◯足立スポーツ推進課長 ありがとうございます。  風見の丘は指定管理ということになっておりますので、また、指定管理業者と相談をさせていただいて、よい方向に持っていけるように進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 19: ◯廣岡委員長 ほかにはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 20: ◯廣岡委員長 では、ありがとうございました。  それでは、きのうに引き続き、議第38号、昨年度の一般会計の決算認定について議論いたします。  教育企画課の所管からお願いします。  大野教育企画課長。 21: ◯大野教育企画課長 (省略) 22: ◯廣岡委員長 当局からの説明が終わりました。  質疑があれば、よろしくお願いいたします。  大場委員。 23: ◯大場委員 ありがとうございました、説明。  先に、10款1項3目教育施設整備費の関係ですが、大きな金額であります4,855万円ほどの教育施設大規模改修に係る調査業務委託というようなことで平成25年度と平成26年度というようなことでなっているかと思いますが、2年の中で例えば中間的な報告をいただけるものなのか。現在、わかっている範囲の中での、どこが傷んでいるとかというようなぐあいがわかったら教えていただきたいなと思います。それが1点。  さらに、少し戻りまして、10款1項1目の中の教育委員会費というようなことで、それぞれ教育委員会の活動といいますか、会合を開いていただきまして、もちろん報酬を払っていただいているわけですけれども、日本の中でも教育委員会改革というようなことで国のほうでも言っているときがあるわけですけれども、袋井市の教育委員会としてどのような改革をしていくものなのか、そこら辺について話し合った経過があるのかどうか、確認をさせていただきたいと思います。 24: ◯廣岡委員長 大野課長。 25: ◯大野教育企画課長 それでは、大場委員からの御質問にお答え申し上げます。  まず、最初の教育施設の大規模改修事業についてでございますが、これは先ほど若干簡単に説明させていただいたとおり、大規模改修を前提として、学校施設に限らず教育施設全般の老朽度の調査等、あと、改修を前提とした概算費用の積算、これを目的に平成25年度と平成26年度で調査を行っているものであります。  若干、全体像として説明させていただきますが、全教育施設が、棟別でいうと145棟あります。その中で今回の調査の対象となっているものが79棟です。約80棟になるかと思います。約半分ですね。それは築20年を超えて、なおかつ今後、大規模改修を想定しているというようなものなのですけれども、その中で、平成25年度で調査したのが67棟、全体の84%ぐらいです。残り12棟を今年度ということで、今年度についても、実を言うと調査期間は一応7月までということで調査をやっているものですから、一応、調査自体は終わりました。ですので、昨年度とことしの分と合わせた形で近々に御報告させていただきたいと思っております。今、取りまとめをしている最中でございます。そのときに全体像というか、方向の概要というのをお知らせしたいと思いますので、そんなに遠くないときに御報告させていただきますので、そこまで少し待っていただければと思います。全体としては想定の範囲内の結果ではなかったのかと思っております。  次に、教育委員会の改革についてでございますが、これは、国の教育再生会議のほうで提言がなされ、それに基づいて文部科学省のほうでも、教育委員制度、制度改正というものを施行するということで決定しました。それに基づいて、袋井市についても、国で定めた制度にあわせた形で、平成27年度から、変えるべきところを変えていかないといけないとは考えております。  国の制度というのを平たく言いますと、教育長の権限というのが、今までの教育委員会と教育委員長と教育長と、教育委員会の中で二つの、一見するとトップが二つになって、そのどちらの責任というか、代表なのかとわかりづらいという部分があったものですから、それを新教育長に統一するということと、あと、市長と教育委員会との間の連携というか、そういったものを総合教育会議の中で連携を図っていくという、大まかに言うと、そういう大きな点では二つになるかと思いますけれども、それについても、また近々に、袋井市の教育委員会としてはこういう形で考えていますよということをお知らせしたいと思いますので、そこまで、済みませんが、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。 26: ◯廣岡委員長 そのほかに。  鈴木委員。 27: ◯鈴木委員 それでは、質問させていただきます。  まず、小学校、中学校、幼稚園の臨時雇賃金というものが結構大きな金額で載っていまして、いろいろな職員を臨時雇いしていると思うのです。先ほどの説明の中で、特別支援員とかというのがあると思うのですけど、その辺の人数、内訳等、もしわかれば教えていただきたいなと思います。  また、割と休養中の先生というのですか、体調不良とかいろいろな理由があると思うのですけど、その辺の人数が袋井市に今、どのぐらいいるのかなというのがわかれば教えていただきたい。それと、学校給食の面で、地産地消の、この報告書の329ページを見ると、平成25年度が27.2%という数字が出ていまして、たしか目標は十何%でしたか……。                〔「15%」と呼ぶ者あり〕 28: ◯鈴木委員 そうですよね。かなりの数字の伸びだなと思いましたので、この辺の要因、コーディネーターのほうが機能してきたのかなと気がしますので、その辺の要因を教えていただきたいのと、学校給食に関して、報告書の330ページのアレルギー対応食という部分で、たしか昨年は傷害保険を検討したらどうですかというような質問があったと思うのですけれども、その辺の対応、その辺はどういう経緯になったかなというところ。  あと、自校式でやられたところの給食施設の笠原小とか、改善をされたといいますけど、その後どのような形になったのかなという、放課後児童クラブなんかに変えますよというような話だったと思ったのですけれども、どのように変わったか、その辺を教えてください。 29: ◯廣岡委員長 大野課長。 30: ◯大野教育企画課長 それでは、鈴木委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、臨時雇賃金の内訳についてでございますが、小学校、中学校でよろしいでしょうか。 31: ◯鈴木委員 はい。 32: ◯大野教育企画課長 よろしいですか。小学校の臨時雇賃金につきましてですが、まず、特別支援学級等の支援員、これが40人であります。圧倒的にそこが多いわけでありますけれども、それ以外で言いますと、教科授業支援、フーちゃん先生になりますね、これが9人、それ以外で、学校健康安全支援員が5人、あと、外国人サポーターが6人、図書館サポーターが4人、通級教室の指導員が1人、被災児童に対する支援員が1人、特別支援の巡回相談員が1人、それに、外国人の児童への相談員、さっき言われたサポーターですけど、相談員が1人というような内訳となっております。  続いて、中学校についてでございますが、中学校では、同じく特別支援員が9人、あと、不登校生徒の支援員、これが4人、先ほどと同じく、教科授業支援の教員が3人、以上が中学校のほうの臨時雇賃金の内訳ということでございます。  あと、小中学校の先生で休養をとっている方については、学校教育課長のほうからお答え申し上げます。 33: ◯廣岡委員長 加藤課長。 34: ◯加藤学校教育課長 私のほうから、学校での休職者数についてお答え申し上げます。  現在、中学校の女性教諭2人が休職をとっている状況にあります。あと、本年につきましては、1人、中学校の女性教員が、6月に体調不良を訴えましたけれども、学校の支援、または医療機関の受診等もありまして、その後体調が戻りまして、1月で学校に復帰しておりますので、現在2人ということでございます。 35: ◯廣岡委員長 大野課長。 36: ◯大野教育企画課長 引き続き、鈴木委員の質問にお答えをさせていただきたいと思います。  地産地消についてでございますが、本年度、主要10品目の野菜の市内産の割合が27.2%、当初目標としていた15%を大きく上回ったわけですけれども、この要因といたしましては、平成25年度より地産地消コーディネーターを委託して、農業者の方々との調査とか、あと、間を持つとか、そういったこともやっていただきました。  それ以外に、もともとその前から農業者団体の方々と給食センターのほうとで、地産地消について協力いただきたいということで関係を持って、そういったことをコーディネーターとは別の部分でも平成24年度から続けておりまして、そういったものがだんだん実を結んできたということもあると思います。  それと、あと、大きくは、平成25年度、中部学校給食センターができまして、学校給食に関する体制というか、ハード面での体制というのも大きく変わりました。どう変わったかというと、今までの2センター体制から3センター体制になったことによって、まず設備面で大分改善されたということであります。中部については、地産地消のための下処理室ですとか、そういったものも完備できてきましたし、袋井給食センターにつきましても、今まで2献立制ということで、その設備規模からするとかなりあっぷあっぷの状態で給食をつくっていたわけですけれども、それが約5,000食から3,000食に減らして1献立制にしたということで余裕ができて、その分、市内産野菜を受け入れできる体制というのが3センターそれぞれにそろってきたということが大きな要因として挙げられるかと思います。  当初の目標は、徐々に上がっていくだろうということで15%として見ていたわけですけれども、先ほど言ったように、ハード面での施設の体制が大きく変わったものですから、それによって今回、飛躍的に上げることができたというのが主な要因であるかと思います。  次に、アレルギー対応食に関して、万が一、事故が起きたときのための保険についてということでございますが、今現在の学校給食も含めた形で、学校に関しては、日本スポーツ振興センターの損害賠償責任保険のほうに加入しておりまして、それは前にも申し上げたかと思いますけれども、その内容についても確認したところ、今のこの保険の体制で十分、事故においても対応できると考えましたので、まずはその体制をその保険で賄っていくといいますか、対応していくと考えております。  昨年1月からことし7月までアレルギー対応食のほうをやってきたわけですけれども、まずは、保険のほうも一応それで対応できると思いますし、また、そういった過失による事故というのを起こさないような体制、それは、まずもって個人個人に責任を負うようなアレルギー対応の形ではなくて、あくまでも複数の人間でチェックして幾重にもチェックを重ねて、アレルギー対応食を提供するというような形を今現在もとっておりますし、そうすることによって集団で事故を未然に防ぐというような形をとっております。今現在のところ、大きな事故もございませんので、それが功を奏しているのではないのかと思いますし、それぞれの学校の先生方も含めて、調理に対して過度な負担にならないようにということを努めているところであります。  次に、先ほど申し上げたとおり、今まで自校式給食を提供して平成25年度1月までやっていたのが、袋井南小学校と高南小学校と笠原小学校の三つについてでございますけれども、そのうちの笠原小学校と高南小学校につきましては、今まで、調理室だったところを給食受け入れ室に改修いたしました、同じ場所を。そこはその場所をそのまま受け入れ室として使っているということです。  あと、袋井南小学校につきましては、調理室だったところと給食受け入れ室というのが別々になります。というのも、袋井南小学校の場合は、調理室が、校舎と少し離れたところに別棟であったものですから、そこを受け入れ室にするということは非常に合理的でないということから、新たに校舎の西のほうに、校舎に隣接する形で受け入れ室をつくりました。あとの調理室をどうするかということで、昨年もそれを地区の人たちの防災拠点、防災用具を入れるところにするか、もしくは、放課後児童クラブに使ったらどうだというような話もあったわけですけれども、そこについては耐震的にかなり老朽化が進んでおりまして、今その建物をそのまま使うということは難しかろうということになりまして、これを今年度取り壊して、一旦、駐車場にするということで決まりました。そういった形で対応しているというところでございます。 37: ◯廣岡委員長 鈴木委員。 38: ◯鈴木委員 いっぱい質問してしまって申しわけございませんでした。  先ほどの保険の部分ですけれども、この間、安倍川でしたっけ、キュウリの事故があって、いろいろ大変だなというような、ニュースなんかを見ていて思っているのですけれども、今、父兄の皆さんもいろいろ多様化しているものですから、その辺でも、もし事故があったときにと心配しているわけでございます。いろいろなチェック体制でやってくださっていて、今まで事故がないということですので、それで続けていただきたいと思います。 39: ◯廣岡委員長 寺田委員。 40: ◯寺田委員 まず、決算書の231ページ、天井落下防止の事業が順調に進んでいるということでございます。最終的にあと3校残っているということでございますけど、繰越明許も出ているわけですけれども、これで一応、全部完了したというようなことでいいかどうか、お伺いします。  それから、もう一点は、241ページ、のびのび園庭グリーン事業でございます。これは、平成25年度に3幼稚園を実施したということでございます。これで一応、全部終わったのかどうか。それと、もう一つ、結構、すり切れてしまっているといいますか、補修が必要な園もあるように見受けられるのですけれども、その辺の対応はどうしていくのか。  一応、その2点についてお伺いいたします。 41: ◯廣岡委員長 大野課長。 42: ◯大野教育企画課長 天井落下防止対策事業について、質問にお答え申し上げます。  先ほど少し説明の中で申し上げましたとおり、小学校については一応、完了いたしまして、残り、袋井南中学校を除く3中学校が今年度の対象ということで、それも工事のほうは夏休みの期間を通じてやっているものですから、9月にまで入りますけれども、ほぼ3中学校の体育館についても今年度で終了したということで、あと、中学校の武道場がまだ残っているものですから、あと、その中学校の武道場に関して来年度でやっていきたいと考えております。  次に、のびのび園庭グリーン事業についてでございますが、昨年度、先ほど申し上げましたとおり、3幼稚園で実施いたしました。今年度につきましては、袋井南幼稚園と袋井南保育所、この2カ所について、のびのび園庭グリーン事業を行っているというところでございます。幼稚園につきましては、一応これで全て一巡したと考えておりまして、保育所に関しては、あと残り一つが、笠原保育所が残っているわけですけれども、これは笠原幼保の計画がございますので、のびのび園庭のグリーン事業に関しては控えていくと考えております。  先ほど、既に行っているところで一部すり減っているというところがあるとお聞きいたしまして、我々のほうも、その後の状況というところは随時、見て回っておりまして、中には、多少、土が見えていたりとか、そういったところもございます。これは、ただ植えつけるだけではなくて、管理して保っていかなければいけないということもありますので、かなりすり減っているようなところについては補強なりすることもまた随時行っていきたいと思います。 43: ◯廣岡委員長 寺田委員。 44: ◯寺田委員 天井落下のほうは、もう大体、武道場だけだということでございますので、早急に完了していただきたいと思います。  のびのび園庭でございます。これはかなり子供たちにも父兄にも非常に評判がいいと聞いております。これを、すり減って、ないところが……。管理上の問題なのか、それとも、あるいは、また、何かほかに問題があるのか、その辺のところ、原因をもう少し調査してもらったらどうかなと。  それと、もう一つは、これは維持するのに、ある程度、園のほうで対応できるものであれば、養生するような何かものをつくっておいて、随時そういう植えかえができるようなことができるのかどうか、その辺の研究もしていただければ、これは、全面的にはげてからまた対応するというと大分大変でございますので、その辺の長期的な見通しに立った上での維持管理も少し御検討いただくのがいいのではないかなと思いますが、その辺、もし検討したものがあればお願いいたします。 45: ◯廣岡委員長 大野課長。 46: ◯大野教育企画課長 のびのび園庭についてでございますが、先ほど申し上げましたとおり、平成24年度から行っておりまして、最初から数えるともう何年かたっているということもあります。あと、幼稚園については、同じ園庭といいましても、そこの面積ですとか、あと、園児の数、それによって園庭の使う頻度というか、そういったものも大分違ってまいります。ですので、余りにも、ある程度のレベルを超えて園庭をいろいろ使っていると、それによってすり減ったりということもあるかと思いますので、これについては、のびのび園庭グリーン事業そのものは、毎年、NPO法人に委託して、管理と、あと指導のほうも行っていただいております。ですので、日常的な管理については園のほうでやるわけですけれども、それでも追いつかない部分に関しては、NPO法人、専門家の意見を聞き、あるいは、そちらに毎年、委託に出しておりますので、そこら辺のほうでどういった形でやったらいいのか、あるいは、多少手ほどきをしてもらう、ないし、手伝ってもらうなりのことをやっていきたいと思っております。なるべく人数とか面積とか、違いますけれども、同じように緑に覆われた形の園庭にしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 47: ◯廣岡委員長 寺田委員。 48: ◯寺田委員 今、具体的に苦情が上がっているかどうか、よくわかりませんけれども、また、その辺、園長先生とか、幼稚園の管理者のほうともよく相談してもらって、できるだけ経費節減で、しかも安定した養生ができるような御指導をお願いしたいと思います。 49: ◯廣岡委員長 そのほかに。  田中委員。 50: ◯田中委員 給食、中部給食センターのほうができて、それに伴っていろいろ心配されたことも当初あったと思うのですね。食器の問題だとか、あるいは学校側の受け入れ、自校式でやっていたところから、今度、新たにセンター方式になって、その受け入れとか、あるいは、さっき出ましたけれども、アレルギー対応食の問題とか、いろいろ課題といいますか、心配されたこともあったと思うのですけれども、実際、1年間運営してみて、当初あったことと、それは今現在もう解決されているのか、あるいは、今現在まだ残っている課題があるのか、そこら辺、検証していただいて、どんなことがあったのか教えていただきたいなと思います。 51: ◯廣岡委員長 大野課長。 52: ◯大野教育企画課長 中部学校給食センターの稼働とともに、学校給食を充実させていくということで、食育を推進するために食器については強化磁器食器の採用ですとか、アレルギー対応食を実施するとか、そういったことがあったわけです。  それに伴って、例えば食器についていうと、やはり重いということで、小学生が運ぶのは大変ではないかというようなことも学校のほうから問題提起としてありました。これに関しては、なるべくできる範囲の中で食器もうまく運営していけるようなということで配慮していったわけであります。  例えば、袋井北小学校については、配膳するときにダムウェーターという小型のエレベーターがありますけれども、あれが中校舎にしかないのですね。一番上、3階まで持っていくと、3階の中校舎から南校舎へ運ぶときに廊下を通らないといけないのですけど、その廊下というのが、天井がなくてそのままの廊下になっていたということで、雨が降ったりした場合は、それまでは2階を通して、そこから上へ上るには階段を上がっていたのですね。今回、磁器食器にするに当たって、それでは大変だろうということで、3階についても屋根と壁をつけて、雨風が吹いた場合でもそのまま通れるような形に改修を行いました。  それ以外にも、磁器食器によってコンテナの大きさですとか、そういったものも変わってきますので、そういったのを行っております。なるべくかごについても小さくして、あるいは、食器の数についても、運べるような形の重さになるようにするなどの、学校側と協議を重ねていろいろな改善を行ってまいりました。重さについては、以前と比べては確かに重いのですけれども、運営していけない、運べないということではないということは聞いております。  あと、もう一つ、食器で心配されたのが、割れるということなのですけど、今までのものだと絶対割れなかったのですけれども、磁器食器ということで割れるということが前提で、家庭の食器も場合によっては割れるわけですから、割れるということも食器を大切に扱うという意味では食育の一つになるのではないかということを言っていたわけですけれども、実際、割れる頻度がどのぐらいなのだろうかということで、今のところ、この1年を通してみたところでは、大体1%から2%ぐらいですので、通常言われているのが、年間通じて10%ぐらい割れるだろうと言われていたのですけれども、それに比べるとよほど少ないということは言えると思います。ただ、割れているということは確かです。ですので、それがなるべく割れないような形で使ってもらうと努めているというところでございます。  割れるというか、多少欠けると。欠けたとしても、生徒が口を切ったりとか、そういうけがに直接ならないような形というような配慮というか、そういうのは常にやっております。食器の上の、例えばおわんの縁のところに色を塗って、縁のところが欠けたらすぐわかるような形にするですとか、そういったような特注にして配慮したりとか、そういったことをやって、けががないようにということで努めているところで、今のところはそういったけがというのはございませんので、皆さん、注意してやっていただいているのではないかと考えております。
    53: ◯廣岡委員長 時間の関係もあるものですから、答弁も簡明によろしくお願いしておきます。  田中委員。 54: ◯田中委員 今聞いてびっくりしたのですけれども、当初、10%は割れるだろうという予測があって、それで導入したというのは私はびっくりするのですけれども、10%も割れるという想定を当初にしたのですかね、本当に。というのは、割れるというのは、欠けるとかというのも割れる範囲でしょうけれども、それでけがをするということもありますけれども、それ以上に、重たくて落としてしまったということで割れてしまったということのけがのほうが大きいと思うのですね。それ1個だけではなくて、お盆に持っていてとか。そうすると、今、けがはありませんでしたということでしたけれども、実際、私が聞いたところによると、学校で割れていますよということを給食のお手伝いをしている方から聞いたことがありましたけれども、割れている割合は実際1%あったと。それで、けがはなかったよということだと思うのですけれども、それは多分低学年だと思うのですよね、割れるというのは。そうばっかとも言えないかもしれないですけれども。毎年1年生というのは6歳で上がってくるわけですので、なれということは、上にいくに従ってそれは少ないと思うのですけれども、1年生がそれだけのパーセントで出るとなると、それは何かしら対策を施さないといけないのではないかと感じたわけですけれども、そこら辺どうでしょうかね、もう一度お願いします。 55: ◯廣岡委員長 大野課長。 56: ◯大野教育企画課長 今、1%と言ったのは、落として割れるというのも中にはありますけれども、例えば底が欠けたりだとかというようなのも含めていって……。 57: ◯田中委員 それは例えば洗っている段階とか。こっちの使っているのではなくて、管理する側のほうも含めてということですか。 58: ◯大野教育企画課長 はい。強化磁器食器という構造そのものに由来して多少欠けたりだとか、そういったのも含めた形で1%ということでございますので、その1%が直接、児童が手に持って割ったりとか、そういうことではないと御理解いただきたいと思います。また、欠けたりした場合についても、今、その欠けたのが要するにそのまま児童のところへ行かないよう、例えばかごで持っていくときというのは大体、横置きになっています。ある程度、すき間がありますので、もし万が一、多少なりと何らかの理由で欠けたとしても、それは下へ落ちるというような作業の仕方をとっておりますし、それから、児童のほうへ配膳する際についても、一回伏せて、おわんを逆にして盛るというような形にして、何らかの形で欠けたりしたのがあったら、その時点でも下へ落ちるというような形にするようにということは徹底してやっているものですから、そういった安全対策というのはこれからもとっていきたいと思います。 59: ◯廣岡委員長 そのほかに、1年生とか、低学年の調整みたいなのがあると聞いておりますけれども。 60: ◯大野教育企画課長 今、1年生についてということでございますけれども、1年生についても同じような形で取り扱っておりますので、割れるにしても、さっき言った例えば割ってしまったとかというのは、必ずしも低学年だけとは限りませんで、むしろ高学年のほうで多少手荒に扱って割ったりとか、そういったことも結構あるものですから、全般的に気をつけていきたいと思います。もちろん、低学年については、そういったことをより細心に注意を払って取り扱いしていきたいと思います。 61: ◯廣岡委員長 田中委員。 62: ◯田中委員 そうすると、実際、統計をとられていると思うのですけれども、低学年というか、1年生で割って、事故はないというお話でしたけれども、磁器にしたがためにそういうような割れてしまったよというようなことが、今までのものに比べてかなり多いのか、それはある程度、さっき言われた1%の想定範囲内の中で、別にそれにしたからそうなったわけではない、1年生がその磁器を対応しかねて割れたのだよということではないよというような何か統計的なものというか、結果的なそういう報告みたいなのは上がっているでしょうか。 63: ◯廣岡委員長 大野委員。 64: ◯大野教育企画課長 実際に、先ほど1%と言いましたけれども、その9割以上に関しては、実際に工程の過程で欠けて、後で見つかったというのがほとんどです。実際割れるということはほとんどまれにしかございませんので、1年生についても、持つのが少し無理があって割れるとかということは聞いておりませんし、実際見に行っても、そういったことは見受けられませんので、その辺については大丈夫であると思っています。 65: ◯廣岡委員長 そのほかにいいですか。  高橋委員。 66: ◯高橋副委員長 先ほどの報告の中で、流用の中で、突発事故の問題とか、あるいは災害復旧のところで大きな予算が計上されていました。大規模修繕ということで調査を一方でかけていながら、そうしたものが出ていたということで、そういうことは本来なら予測されていて、今まで大規模修繕でなくても見直しをして常にそういうことを予防するということをずっと言われてやってきたわけですけれども、そこら辺ができなかったという理由はどこら辺にあるのか。それは袋井北小学校の屋上などはちょうどまだやる前だったのかどうなのか、そこら辺も含めて説明をいただきたい。  それから、中部学校給食センターの土砂の流出、完成したばかりでそれだけのことになったというのは、当時の設計的にも少し瑕疵があるのではないかなと思うわけですけれども、その土砂の流出の原因と、対応と申しますか、そこら辺のところ、もう一つ詳しく説明をいただきたいと思います。  それから、もう一点、要保護、準要保護ということで、昨年に比べて若干利用がふえてまいりました。生活保護のほうが減っているという状況の中もありますし、また、生活保護費のほうも2%になるというような形で削減されているということで、その一方で、それにあわせて要保護、準要保護のほうも袋井の場合には1.5%相当の所得というような形で、ある程度の線切りをしていると思うのですが、そこらの概念が、変更があったのかどうなのかも聞きたいと思いますし、また、この利用がふえたということについては、ほかの市町村と比べて、決して袋井市が今までも多かったということではないかと思いますけれども、そこら辺の要因についてお伺いをしたいと思います。 67: ◯廣岡委員長 大野課長。 68: ◯大野教育企画課長 大規模改修と絡めて、先ほど来、老朽化による緊急な復旧が必要になってくる施設というのがありまして、その修繕に対応しているわけですけれども、これにつきましては、もともと築20年以上の建物というのが全体の75%、7割以上を占め、場合によっては30年、40年もたっているということで、何らかの形で、構造的なものではないにしても、そうではない部分で設備的なものに対しても老朽というのはやはり進んでいるということでございます。  例えば先ほど少し流用のところで申し上げましたけれども、袋井中学校のほうで、給水管が損傷して、それを修繕したわけですけれども、埋設管に関しましては、外見上は見えないものですから、どのぐらい老朽化しているかということは、やはり掘り起こしでそれを実際、確認してみないとわからないという部分がございます。そういったものについては、ある程度、老朽化したものに関しては、それを機会に全面的にやりかえるということをこの大規模改修とはまた別個に行っていきたいと思っております。  もう一つ、中部学校給食センターの災害復旧のところで、のり面のところの一部が崩れて、それを復旧したわけですけれども、場所的には、中部学校給食センターの北東の角になるわけなのですが、たまたまそこの土床というのが、上が砂利質で、下が粘土質という2層になっていました。その砂利と粘土の境のところがちょうど地下の水の通り道になっているところでありました。そのちょうど角のところで水の通り道になっていたということと、あと、先ほど言ったように、地下で2層に分かれていて、水が通っていたということで、そういったことというのは実際には表面上はわからないものですから、通常の形でのり面の造成を行っていたわけですけれども、たまたま大雨が降ったということで、そこの一部について土砂が崩れて復旧しなければならないということになっているわけで、これについては、その造成の設計の段階ではわからなかったことでありまして、工事の請負に関しては何ら別に瑕疵があるというものではございませんでした。ということから、災害復旧費ということで支出したというものでございます。  最後に、要保護と準要保護のふえたということについてでございますが、基準については変更というのは特にございません。要保護についてはごく一部の人に限られておりますので、準要保護についてということでございますが、準要保護は、生活保護の基準の1.5倍までの所得以内の人に関して適用になるということでございまして、そういう人たちのところについて、昨年と比べると多少やはり対象となる人数がふえたということでございます。この傾向につきましては、例えば周辺の掛川、磐田と比べても、近年、徐々にではございますが、その率というものはふえていると聞いております。ですので、袋井だけがそうなっているということではないわけなのです。その認定率についても、袋井、磐田、掛川、ほぼ似たような数字をたどっているものですから、ここら辺全体の傾向ではないかというふうに思います。  加えて、利用者が増したということなのですけれども、毎年、年度当初に新入学の児童とかに対してはそれぞれ個別に通知を出しておりますし、そういったことから、この制度は周知してきたということではないかなと思っております。 69: ◯廣岡委員長 高橋委員。 70: ◯高橋副委員長 要保護、準要保護は、制度も普及して、周知されてきて利用がふえてきたということは結構だと思いますが、先ほどの突発修繕のところで、袋井中学校の埋設管のはぜるというのは発見できなかったというのはわかるわけですけれども、袋井北小学校の屋上の雨漏りなんかというのは、当然、検査をしてきたわけですよね。そういう中で前兆というのは発見できなかったのか、まだやっていなかったのかどうなのか、そこら辺のところの答弁が一つ漏れていたと思うので、袋井北小学校は先にやったけれども、それはわからなかったのか、そこら辺をきちっと答弁いただきたい。  それから、中部学校給食センターの問題、設計のほうも瑕疵がない、工事したほうも瑕疵がない。これは本当に運用が始まったばかりのところでもって、簡単にそれで、両方よかったのですということで済まされていいのかなという気がするのですよね。本当に設計した業者は事前の地質とかの調査をどこまでしたのかどうなのかとか、施工業者のほうにもそうした場合の対応なんかも事前にできていたのかどうなのか、そこら辺、もう一回お伺いしたいと思うし、もともとあの豊沢の場所というのは、面積も少なくて、切土をしたところが非常に多いわけですよね。そういう点では、これからだってそういうことが心配されると思いますので、安心できるようなということで、きちっとした答弁をいただきたいと思います。 71: ◯廣岡委員長 大野課長。 72: ◯大野教育企画課長 先ほどの袋井北小学校の雨漏りについてですけれども、各学校の調査については、2年に1度特殊建築物の調査ということで調査をやっておりまして、それについて、こういうところが修繕の必要があるよということを把握しているところでございますけれども、ただ、雨漏りがあるというところで、それがどれぐらいの大きさになるかというところまで詳しく調査しているということではございませんので、場合によっては、先ほど言ったようなところもあるかと思います。緊急を要するものについては、今までと同様、随時、大至急、改善、修繕するということで対応していきたいと思っております。  構造的な調査というものは、今回、やっておりますし、また、それぞれ設備関係の調査というのはやっております。その中でいろいろ指摘される箇所というのはあります。そういったことも含めて全体的な調査をやっておりますので、それで対応していきたいと思います。  もう一つ、中部学校給食センターの土砂の流出についてでございますが、造成の段階で土質調査というのもやっているのですけれども、土質調査というのは、あくまでもその建物が建つところについての土質が大丈夫かというところの調査を行っているわけで、その周辺の部分について、山の部分、のり面の部分というところの部分まで土質調査をしているということではございませんので、今回についてはそういうことがあったわけですけれども、ただし、今回の災害復旧の部分でも、先ほど、水の通り道になっていたということを申し上げましたが、また同じことになることがないように、今回は暗渠によって水の通り道というのを確保しました。  あと、それとあわせて、もう一つ、角になっているところというと、東の隅の職員の駐車場のも角になっているわけですけれども、そこについてもあわせて雨水というものがそこへ集中するということから、暗渠を新たに設けまして、そこの排水を地下でもしみ通ると、通り抜けができるような形の設計の変更をして対応しているところでございますので、考えられることに関しては、ただ原状復旧するだけではなくて、改善のほうをしているということを申し上げたいと思います。 73: ◯廣岡委員長 高橋委員。 74: ◯高橋副委員長 質問ではありませんが、対応は対応でしっかりやっていただいて、安心していただけるようにしていただきたいと思いますし、また、突発の修繕というのは、事情によっては仕方がないとは思いますけれども、やはりそのために今一生懸命、点検なりということをやっているわけで、そこら辺もぜひ生かしていただいて、計画ができるという前に、やらなければいけないところは、きちっと予算化をして対応していただけるようにお願いしておきたいと思います。 75: ◯廣岡委員長 質疑の途中ではありますけれども、まだ質疑もありそうだものですから、ここでしばらく休憩をしたいと思います。55分ということでよろしくお願いします。                (午前10時42分 休憩)                (午前10時54分 再開) 76: ◯廣岡委員長 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。  少し質疑、あるいは答弁が長くなっているものですから、簡明にやっていかないと、今委員会については4日目までかかるのではないかなと心配をされます。よろしくお願いします。  続きましてお願いします。  寺田委員。 77: ◯寺田委員 市政報告書の329ページの地産地消のところでございますけれども、かなり今年度、13.8から27.2%ということでございます。これにつきまして、今後の見通し等、伺いたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 78: ◯廣岡委員長 大野課長。 79: ◯大野教育企画課長 今後についてでございますが、先ほど申し上げましたとおり、昨年度はそういった要因があって大幅に伸びたということであります。ことしは、基本的には、施設については今までと一緒ということですので、一応、目標としては30%を掲げて、主要10品目について地産地消のほうを引き続き取り組んでいくつもりでございます。 80: ◯高橋副委員長 廣岡委員。 81: ◯廣岡委員長 先ほど鈴木委員から各臨時雇用、小学校、中学生の質問がございました。それぞれ人数的には異なったものでありますけれども、私がお伺いしたいことは、レインボープランという中でされている事業だなと思っているのですけれども、総額が計画事業費だと1億1,600万円ぐらいあって、そのうち、先ほどの臨時雇用が、小学校、中学校を足しても8,500万円ぐらいということであります。この全体像というのがなかなか見えにくいなと思っています。それぞれどうやってその陣容が張りつきながら、例えばフーちゃん先生が平成25年度から始まったり、あるいは、不登校支援員とか、特別支援など、いじめ問題も含めた中でいろいろ子供たちの教育環境の中の下支えをやっているわけですね。それが結果的に例えば学力テストなんかにおいても下支えになっているかだとか、結局レインボープランそのものの目的にどういうように沿いながらなっているかという部分がなかなか見えないものですから、一度その辺の解説をお願いしたいなと思っています。できれば、予算がどういうように張りついていっているかと、先ほどの中では中学校のALTの人数も紹介されなかったように思うのですけれども、平成25年度はどういうように人が張りついて、例えばフーちゃん先生だったら、どことどこの小学校にそうやってくっついているかというようなこともさっぱり見えないものですから、その辺をお願いしたいと思います。 82: ◯高橋副委員長 大野課長のほうでまず、雇用のほうの予算的な裏づけだけ話をしていただいて、施策の目的のほうは部長のほうで答弁いただくようにお願いしたいと思います。出せなければ、また……。 83: ◯廣岡委員長 表もね。 84: ◯高橋副委員長 きちっと人数なり費用なりを一覧で出していただくようにお願いしたいと思いますが。簡単にまず説明だけするというなら、説明していただいて、また、後ほど。  西尾部長。 85: ◯西尾教育部長 毎年、予算説明資料の中に一部、レインボープランの事業説明等も入れさせていただいてございますが、平成25年度につきましては、職員の配置については、全部で73人ほど配置させていただきました。それまでは緊急雇用という事業で職員を配置させていただいたのですが、その制度自体も縮小してきたとともに、また、レインボープランによる職員の配置ということ自体が大切な事業であることでもありますので、市単独の費用を充ててその充実に努めております。  特に袋井市としましては、独自の施策としましては、フーちゃん先生の実施ということで、教員免許を持った非常勤の先生に入っていただくという制度、これを平成25年度から始めました。両方で9人になりますけれども、小学校に7人、中学校2人に配置しました。そういったことで少人数教育とか、あるいは、クラスに1人、先生を追加で配置して、2人で見ていただくというようなことも行っております。あと、特別支援教育ということで、少し手がかかる子供に対する指導ということで39名ほど配置させていただきました。加えて、袋井市としましては、保健室に来られる子供への対応ということでも考えまして、個々の相談員というような形で4人ほど支援員を配置させていただいております。そういったところは、市独自の事業であると捉えております。  それ以外には、図書館サポーターが中学校で、各中学校区に1人ずつであるとか、外国人サポーターについても8人、あるいは、ALTにつきましては5人を派遣してございます。それ以外に、不登校支援という形で各中学校区に1人ずつというようなことで、合計としましては平成25年度では73人ということでございますが、本年度につきましては、またそれに加えましてALT等の増などをさせていただいている状況でございます。  事業としましては、今後も引き続ききめ細かな対応ができるような形で職員の適切な配置に努めてまいりたいと思います。 86: ◯高橋副委員長 予算的なことで……。 87: ◯廣岡委員長 あとは、表でいただければ。全容が知りたかったものですから。 88: ◯高橋副委員長 決算だものですから、人のところの金額的なところで出していただければありがたいと思いますが。 89: ◯大野教育企画課長 出せるようにいたします。 90: ◯高橋副委員長 西尾教育部長。 91: ◯西尾教育部長 少し見える形で出せるものは少し検討させてください。よろしくお願いいたします。 92: ◯廣岡委員長 ほかには。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 93: ◯廣岡委員長 ほかには質疑もないようでありますので、教育企画課所管について終了させていただきます。  その次に移ります。  学校教育課所管についてお願いします。 94: ◯加藤学校教育課長 (省略) 95: ◯廣岡委員長 説明が終わりました。  これにつきまして質疑をお受けしたいと思います。よろしくお願いします。  大場委員。 96: ◯大場委員 ありがとうございました。  10款2項2目の教育振興費の細目中で、農を活かした授業づくりの109万5,000円というようなことでありますが、当初の中では132万円ぐらいの予定をしていたかと思いますが、このような形ですが、もう少し使ってもいいのではないかなと思うわけですけれども、その辺、講師等謝礼も60%ぐらいは減っているのかなと思うわけですけれども、その100万円ぐらいの費用をかけて、実際、市政報告書のほうには活動内容を載せていただいてありますが、その効果について少しお話しいただければと思います。  もう一点は、229ページになろうかと思いますが、001のそれぞれ委員の報酬の中で就学指導委員会ということで委員会を設けていただいてあるわけですけれども、非常にこの委員会も3回開いていらっしゃるということでありますが、実際には現場、学校のほう、また、教育委員会、それぞれ教育支援センターも含めてだと思いますが、教育というか、学校の授業を受ける前の段階での生徒への指導がかなり大変であるということを私も知りまして、びっくりしているわけですけれども、そういった取り巻く現状について、大体、市内にはどのぐらいの方がいらっしゃるのか、どういうようなサポートをされていらっしゃるのか、児童相談所であるとか、警察であるとかというところもすごくかかわっていて、大変なところだと思うわけですけれども、その御苦労というか、何とかしてあげたいなと思うわけですけれども、その辺について、委員、1日6,200円というようなことでお話をいただきましたし、実際には、先ほどの教育支援センターの事業費とか、いろいろ講師謝礼とか、講演会へ行く部分とか、いろいろなところに分かれているかと思いますが、もう少し手厚い謝礼も、先生方を含めてあってもいいのではないかなと思いますので、そういったことを2点、お伺いしたいと思います。 97: ◯廣岡委員長 加藤課長。 98: ◯加藤学校教育課長 大場委員の御質問にお答えさせていただきます。  まず、農を活かした授業づくりの効果でありますが、子供たちが、野菜をつくり、育てて、そして、それを料理して、食すということで、食育の関係もありますし、勤労体験ということもありまして、幅広い意味でこの農を活かした授業づくりについては子供たちの心を育てる授業になっております。予算の執行が少し不用額が出ているというところはありましたけれども、各学校、できるだけ切り詰めてやっているところもありまして、御理解いただければと思っております。  続いて、就学指導委員会についての御質問ですけれども、それにつきまして御説明をさせていただきます。就学指導委員会については、資料の355ページのほうに内容を載せさせていただいております。就学指導委員会につきましては、各学校から障害を持った子供たちの状況が上がってきております。それをここの委員会で、その子供たちが特別支援学校で教育する場があったほうがいいのか、それとも、学校の支援学級で教育の場をとったほうがいいのか、それとも、通常学級のほうで教育の場をつくったほうがいいのかということを検討する会となっております。  具体的に、現在、袋井市内の場合、小学校で支援学級に入級している子供たちの数ですが、小学校の支援学級(知的)に入級している子供たちが、昨年度、113人20学級、袋井市内では設置をしております。情緒的な、また自閉的な傾向の子供たちの情緒自閉学級でありますが、昨年度、小学校は、56人、学級数は12学級、開設しております。  中学校の場合、昨年度、知的に在籍している子供たちが28人、学級数が6学級、そして、中学校の場合、自閉情緒学級が11人で3学級でありました。平成26年度につきましては、自閉情緒の子供が少しふえていることもありまして、市内三つの学校で情緒学級を中学校は持っていたのですが、平成26年度からは全ての学校に情緒学級を置くという状況になっているので、御理解いただければと思います。  あと、謝礼につきましては、市のほうの謝礼に基づいて支払わせていただきますので、御理解いただければと思います。 99: ◯廣岡委員長 そのほかに質問はありますでしょうか。  田中委員。 100: ◯田中委員 先ほど部長から支援員の話があって、養護のほうに4人、保健室のほうで4人支援しましたよということを言われましたけれども、実際、こうやって、今、情緒だとか、あるいは、いろいろ保健室に厄介になる生徒というのはふえているわけでして、しかも、通常は養護教諭が1人で対応しているわけですよね。ところが、それは小さい小規模であろうと大規模であろうと1人ということですよね。なおかつ、人がふえて、1人にかかわる時間も当然長くなっている、しかも、範囲が広くなっているということで、そういうことで4人支援員をつけたのではないかなとは思いますけれども、やはりそこら辺、1人だと、例えば自分本人が、先生が何か用事があっても休めない状況ですし、また、物すごく忙しくても、逆に、養護教諭が忙しい、忙しいと言っているようでは、生徒が逆に相談もできなくなるというか、保健室に行けなくなるような状況ですので、忙しくても涼しい顔をして暇なような顔をしていなくてはいけないという実際もあると思うのですね。  そういうのを考えますと、養護教諭が物すごく大変ではないかなと想定されるわけですけれども、それについて、四つの学校を入れているということは、どういう基準で入れているのかというのを一つ知りたいですし、もっと、やはり大規模については必要であるし、小規模であっても1人ではやはり本当に対応が難しいというのもありますので、そういうところにやはり支援員をつけるべきではないのかなと思いますけれども、それについては現状も含めて、どのようになったのか、一つ教えてもらいたい。  それから、学校図書館司書ですけれども、これもサポーターを4人つけていると、先ほどお話がありましたけれども、それで、以前、私、袋井西小学校ですので袋井西小学校へ行ったときに、司書の方がいて、図書室が、物すごく子供が読みやすい、図書室へ行って本を読みたいような、そういう図書室づくりをしているのですね。やはりそれが学校に1人ではなくて、全体の中でしたので、週何日間かぐらいしかいないという状況で、この間の県の学力の結果を見ても、幾ら1年間というか、試験の前に少し練習をしても、やはりあの国語の問題を解くには、そういう読書力というか、そういう理解力がしっかりついていないとできないような問題なのですね。つけ焼き刃でやはりできることではないわけですので、そういう意味からいうと、読書の重要性みたいなものをすごく感じますし、図書館司書をやはり全校に張りつけることによってそういうのもレベルアップするのではないかと考えますので、そこら辺、現状と見通しをお伺いいたします。 101: ◯廣岡委員長 加藤課長。 102: ◯加藤学校教育課長 まず、一つ、保健室に支援員を張りつけるという、学校の健康安全支援事業でありますが、本年度は、学校の生徒指導的な重みだとか、または、子供たちの数の多さからこのような配置をさせていただいております。  袋井中学校と袋井西小学校を一つのセットで、1人の職員がかけ持ちで、日数を200日でしたら100日ずつ回るというような形をとっております。もう一つは、周南中学校と高南小学校になります。もう一つは、袋井南中学校と袋井南小学校になります。最後、もう一つ、4人目につきましては、浅羽中学校と浅羽東小学校になっております。とにかく、まず中学校の保健室登校の子供たちが非常に今ふえている状況にあるということで、中学校を中心にして、あとは生徒指導的に少し課題を持っている、または、新しく学校づくりを始めた高南小学校等につけさせていただいている状況がありますので、御理解いただければと思います。  学校図書館サポーターにつきましては、市内全部で16校ありますので、4人つけて、1人が4校ずつを巡回で回るという形をとっております。なので、全ての学校に図書館サポーターが図書館の整備、もしくは授業資料の準備だとか、子供たちへの読書指導等を行っている状況です。  図書館サポーターの効果につきましては、学校が購入した本のアドバイスを行ったり、教員が授業で利用する資料を準備したり、または、児童生徒の学力向上に対して、側面的な役割を果たしていると考えております。本来、校内に図書館担当の職員が位置づけられているのですが、学級担任を兼務していることが多く、役割を十分果たすことができないというのが、田中委員が指摘いただいたことだと思っております。そういう意味では、今後、より日数を充実できるように検討してまいりたいなと思っております。御理解いただければと思います。 103: ◯廣岡委員長 田中委員。 104: ◯田中委員 最初の養護教諭のほうですけれども、現状は、今おっしゃってもらった4人はこういう形で1セットでやっていますよということでありますけれども、例えば袋井北小学校とか、山名小学校とかというのはすごい人数が多いわけですよね。それと三川小とか笠原小とかも同じ1人ということで、まず一つ、お聞きしたいのは、実際、制度上というか、学校教育法というか、そういう中で、何人とかというくくりがあるのかどうなのか。例えば何人以上いれば2人にするよとか、そういう基準があって、それに合致しているかどうなのかというのも、そこを教えてもらいたいということと、現実に、今言ったように、大きいところも1人で今はなっているわけですね、山名小学校とか袋井北小学校とか、なっているわけですが、そういうのに対してやはり私、さっき言ったように、なかなか大変、いろいろな意味で大変ですので、加配をしていくのが必要ではないかと思いますので、それについてのお答えをお願いいたしたい。  それから、図書館司書は、どうも今のお答えを聞いていますと、私がさっき言った袋井西小学校の話はもう4年ぐらい前の話だったと思うのですね、私が行ったときに見たのは。それから多分変わっていないと思うのですよね。そこら辺、やはり、今言ったように、学力との兼ね合いをいくと、もっとふやすべきではないかなと思いますので、そこの現状ではなくて、考え方をもう一度お話しいただければと思います。 105: ◯廣岡委員長 加藤課長。 106: ◯加藤学校教育課長 田中委員の再質問にお答えさせていただきます。  まず保健室の関係の養護教諭の配置でありますが、市でも配慮しているところでありますけれども、県のほうでも、今、田中委員が言っていただいたとおり、何人を超すと複数配置になるという基準がございます。その配置基準がなかなかはっきりしたものは伝わってこないのですが、児童生徒数が800人を超えると複数配置の対象になってくるということが伝えられてきています。  そこで、袋井北小学校については、本年度5月に複数配置になりました。そして、山名小学校は、6月に養護教諭が複数配置になって、4月当初は無理だったのですが、県のほうでも配置基準がありますので、800人を超えるというところで検討していただいて、5月、6月にそれぞれつけていただいている状況が今でございます。  しかし、中学校は、今、養護教諭は大変な役割を担っているのですけれども、800人という数をなかなか超えないものですから、複数配置に現状なっていません。そういう点では、市のほうで支援員をつけることによってそこをカバーしていこうという考えがありますので、御理解いただければと思います。  あと、図書館サポーターにつきましては、田中委員のおっしゃるとおり、子供たちの読書力、また、読書に親しむということにとっては大変大きな役割を持っていると思います。そういう意味では、時間数をふやすなり、または人数をふやすなりという検討を今後させていただければと思っております。ありがとうございました。 107: ◯廣岡委員長 そのほかに何かありますでしょうか。  高橋委員。
    108: ◯高橋副委員長 特別支援教育の問題と学力向上の問題で報告の中にあったところでお伺いしたいと思います。  袋井市では、特別支援教育ということで支援員をつけたり、トータルサポートセンターというような形で幼児期から対応しているということで、それはそれとして非常に先進的だと思いますが、聞きたいのは、一つは、支援員を採用して、この中に書いてあるわけですが、いろいろな研修をしているということですが、もともとのこの支援員の資格ということがどういうことかということ、支援員自身、やはり継続性が必要だと思いますけれども、そこら辺ができているのかどうなのかが一つ目の質問。  二つ目の質問は、各学校で支援学級をやっているわけですが、先生はやはり、言っては何ですが、専門ということではなくて、やはりだんだんだんだん配置転換でなっていくということで、なかなか専門性を保つというのが難しいということで、各学校にコーディネーターというような形でベテランの先生が支援をするということですが、実際にはなかなか、聞くところによると、子供との対応が少しできていないような方も見受けられるというような話を聞いております。その一方で、トータルサポートセンター「きんもくせい」のほうから学校を巡回して、問題のある子供の対応なんかを指導するということですが、なかなか学校とそのサポートのほうとの連携といいますか、指導というのがいま一つ踏み込んでできていないというようなことのようですから、学校とサポートセンターとの連携というのがきちっとできているかということについてお伺いしたいと思います。  それから、学力向上ということで、わかる授業研修会ということで、平成25年度は慶応義塾大学と東京大学の先生を招いて、わかる授業の研修会をやったということで、実際の先生方の声、また、それから、そういう研修で学んで、こういうことを改善できたというようなことで、学んだ点、生かしていく点がどういうところにあったのかということをお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 109: ◯廣岡委員長 加藤課長。 110: ◯加藤学校教育課長 高橋委員の御質問にお答えさせていただきます。  まず、特別支援教育についての支援員の資格につきましては、特に教員免許を市の場合は条件としておりません。そのかわり、学校教育課の私、もしくは課長補佐が面談をして、その人柄や指導方法についての話を聞いて、最終的に決定をさせていただいているところです。  なお、継続的な人の配置ですけれども、できるだけ経験のある方については、1年目よりも2年目のほうを少し職員の時間給もよくするということで、経験のある方をできるだけ長くと考えておるところであります。  二つ目、学校と子ども支援室との連携がうまくいっているかどうかという御心配をいただいて、ありがとうございます。確かに学校と、もしくは子ども支援室との連携がうまくいっているかというところで、昨年度も学校のほうから、その連携は少しうまくいかないという御指摘もありましたので、教育委員会も入りまして支援室とも話をしましたし、学校とも話をする中で、できるだけ連携をとるということで、学校では、教頭もしくは特別支援コーディネーターが窓口となって子ども支援室と連絡をとり合うということで、できるだけそこをサポートできるようにということの手だてをとっているところであります。これからもこの連携ということはとても大事だと思っていますので、高橋委員御指摘のように、もう少し注視をしながらサポートしていければと思っています。  続いて、学力向上についてでございますが、学力向上について、わかる授業研修会を袋井南中学校区、そして浅羽中学校区ということで、小学校、中学校が同じ大学教授の指導を受けて、授業を考えていこうということで行ってきております。お互いに、中学校で授業公開をすれば小学校の先生が行きますし、または、小学校で授業公開するときには中学校の先生が行き、なおかつ、そこで大学教授から指導を受けますので、小中の連携にもつながっていますし、または、授業をどう考えていくかということで、小学校から中学校のつながりを考える中での授業づくりもできてきていると感じております。それをほかの校区にも広げていくように、わかる授業研修会には他地区からの先生方にも研修会に入っていただくように努力しているところでありますので、御理解をいただければと思います。  あと、このわかる授業研修会をして、一つの私たち授業づくりとしての押さえとしましては、まず、子供たちの学力向上という学習指導要領に載っている内容をきちっと押さえさせるというところを、どの学校でも意識するようになったところが大変大きいと思っています。なおかつ、授業展開の中では、今言った学習指導要領に押さえられている内容をきちっと授業の中で課題として押さえる。そして、それを理解させるためにいろいろな手だてを加えて、仕掛けて授業を展開する。そして、最後は必ず確かめるまとめの時間をとると。押さえる、仕掛ける、確かめるという授業展開をどの学校でもとるようにというところが一つ効果として上がっていると感じております。 111: ◯廣岡委員長 高橋委員。 112: ◯高橋副委員長 御答弁いただきありがとうございました。  支援員については、資格までは問わない。一番はやはり子供との対応が重要ですので、そこら辺はやはり人物を見てということだと思いますが、それはそれとして、やはり専門性というのを身につけていかないと、個々子供によって障害もさまざまということで、そういうスキルをやはりつけていくということが必要だと思いますので、この中でも研修会をやられているということでしたけれども、ぜひそういうところの予算をきちっと、そうした支援について時間的なところも確保していただいてお願いしたいと思います。  それから、サポートセンターとの連携、サポートセンターは非常に熱心にいろいろな活動はやっているですよね。いろいろなメニューを考えてというのか、子供たちのそういう状況の把握というのはできていると思うのですが、要は、そういう情報がきちっと継続して学校のほうに行き届いているかというところですよね。せっかく「はぐくみ」なんかもやって、ある程度の子供の状況を把握したところが、上へ上がってきたところで、学校の先生方とその子供との対応というところに一つ難があるというようなところで、そこら辺はやはりもう少し……。どちらかというと学校側が少し敷居が高くて、受け入れがたいところがあるのではないかなというような、私はそういうように見ているのですけど、それは双方に問題もあると思いますが、そこら辺はやはりコーディネーターというしっかりした役割があるわけですから、そこをつないで、その担当の教員のほうにつなぐということをぜひお願いしておきたいと思います。  学力向上のほうにつきましても、今いろいろな形で成果が上がっているということ、これも本来なら、今までも各学校ごとにやられてきたと思うのですけれども、こういうことをきっかけにして、また新しい視点と申しますか、そういうことでやっていくということで非常に取り組みとして成果が上がるのではないかと思いますので、その成果をぜひほかに普及し、学校全体に共有できるようにお願いと。お願いばかりですけれども、以上とさせていただきます。 113: ◯廣岡委員長 そのほかに。  鈴木委員。 114: ◯鈴木委員 市政報告書の359ページ、教育支援センターの関係で質問させていただきますけれども、平成24年度と平成25年度と件数を比べますと、180件と倍近くにふえております。この辺も不登校に関する部分がほとんどだと思いますけれども、どういった内容というのですか、相談内容はどのような動向になっているのかなというのを教えていただきたい。もう一点、中学校と、小学校もそうですけれども、コンピューター関係の授業に結構使われているですけど、中学校のホームページを見ますと、更新されていない中学校が少し見受けられるのです。去年、講演を聞きに行ったら、やはりホームページを更新するのが、立ち上げたときの先生がいるときはやれるのだけど、その先生がいなくなってしまうと更新がなかなかする方法が結構面倒くさいというか、複雑だそうです。私もホームページを持っていないものでわからないのですけれども。割とブログ化に移ってきている。経費もかからないですし、ブログというのは。そのように移ってきているよというような話も聞いていますので、そういった指導もしていただければより更新の頻度が高くなるのかなと思いますので、その辺の考えももしわかるようでしたら。私らの中学校区に転校してきた親に、転校する前に、どういう中学なのかというのを見たそうですよ。そうしたら、全然更新していなかったと言われてしまいましたので、その辺もお聞きしたいと思います。 115: ◯廣岡委員長 加藤課長。 116: ◯加藤学校教育課長 鈴木委員の御質問にお答えさせていただきます。  まず一つは、教育支援センター事業の相談の内容についてでありますが、特にここ相談件数が伸びているのが、先ほど国の委託事業を受けてメンタルフレンドという職員をつけているというお話をさせていただきました。このメンタルフレンドが教育支援センターと学校をつなぐ役割で巡回をしております。平成24年度からこの事業が始まって、ことし3年目となります。ことしは国の委託事業が切られてしまったので、市の単独事業でやっているのですが、その巡回相談員のメンタルフレンドが、不登校の子供たち、また保健室登校の子供たちにかかわることと、なおかつ、保護者にもかかわるということが出ております。その中で保護者のほうから相談等が上げられた場合、教育支援センターの内容を情報提供したりしているのですが、そこから実際にもう少し相談を聞きたいと上がってくる数もふえておりまして、このメンタルフレンドという役割が非常に大きな効果を持ってきているのだなということを感じておりますので、御説明とさせていただきます。  もう一つ、コンピューターの指導なのですが、中学校のホームページについては、子供たちへの指導というよりも、中学校の教員等がホームページを作業する時間があるかどうかの問題のほうに大きな課題があると思っております。今、委員のおっしゃるように、ブログ化の内容でいいものが出ていると聞いておりますので、そういうものを取り上げている学校がネットコモンズという内容なのですが、山名小学校、あと、袋井西小学校等は、そういうものを使って簡単にホームページを書きかえ、更新ができると聞いておりますので、そういうものがもう少しふやせないかどうか、また検討してまいりたいと思います。ありがとうございました。 117: ◯廣岡委員長 そのほかに。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 118: ◯廣岡委員長 ないようでありますので、本課につきましては以上で終了させていただきます。  会議の途中ではありますが、午後の部は1時15分から再開したいと思います。よろしくお願いします。                (午前11時52分 休憩)                (午後1時12分 再開) 119: ◯廣岡委員長 それでは、休憩前に続きまして午後の部を再開させていただきます。  まず、すこやか子ども課所管からお願いします。  乗松課長。 120: ◯乗松すこやか子ども課長 (省略) 121: ◯廣岡委員長 所管課の説明が終わりました。  これにつきまして質疑をお願いいたします。  大場委員。 122: ◯大場委員 ありがとうございました。  3款2項1目の児童福祉費の中で、放課後児童クラブ事業ということで、支援員の数は十分であるということで議会のほうで伺ったわけですけれども、それぞれクラブ員といいますか、子供さん方の専用区画面積は1.65平方メートル以上ということでありますが、この放課後児童クラブが16カ所ほどあるかと思いますが、その状況といいますか、面積的には大丈夫なのかというようなところをまずお伺いしたいと思います。  もう一点お伺いしたいことは、少し飛びまして、3款2項2目の保育所費というようなところの中で、子ども子育て会議の開催ということで、市政報告書のほうには2回ほどの会議を13人ずつのメンバーで開いていただいたということでありますが、この内容のところの協議をしていただいたわけですけれども、それらの中でどのような問題点でありますとか、課題が出されたのかというところをお伺いしたいと思います。  以上、二つですがよろしくお願いいたします。 123: ◯廣岡委員長 乗松課長。 124: ◯乗松すこやか子ども課長 大場委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、放課後児童クラブの面積的な御質問でございますが、今現在、先ほどもおっしゃっていただいたとおり、16の放課後児童クラブが本年度はございます。昨年度末については15クラブでしたが、その中でも1.65平方メートルの面積を満たしていないクラブが6クラブございました。そのクラブにつきましては、先日の一般質問でもお答え申し上げましたとおり、平成31年に向けて1.65平方メートルの面積を保てるような形にとれるように今後、それぞれの施設の確保についてそれぞれ進めていきたいと思っております。  2点目の子ども子育て会議の関係ですけれども、どのような問題が提起されたかということですが、今現在、子ども子育て会議につきましては、本委員会でも協議をいただくような形でお願いしておりますが、まずは、子ども子育て支援事業計画の策定に向けての協議というところで、昨年度につきましてもその協議を2回させていただいております。本年度、今回の委員会でも計画のほうはお示しさせていただくのですけれども、今後につきましては、その委員会はその後も継続しますので、これにつきましては、子ども子育ての関係でさまざまな点について御協議いただくように予定しております。 125: ◯廣岡委員長 大場委員。 126: ◯大場委員 ありがとうございました。  3款2項1目の中の放課後児童クラブ事業の中で今、説明をいただきました15カ所、16カ所というようなところでありますが、例えば屋外運動スペースが逆にないというようなところもあるということで伺っているわけですけれども、会派の中で打ち合わせをした中では、例えばですが、「みなみげんきクラブ」ということで南小学校区などは屋外で遊ぶスペースがないというようなところを聞いているわけですけれども、ほかにもそういったようなところがあるのか、それらへの対応はどうしていくつもりなのかというところを再度お伺いしたいと思います。 127: ◯廣岡委員長 乗松課長。 128: ◯乗松すこやか子ども課長 大場委員の御質問にお答え申し上げます。  今お話がありましたとおり、市内には小学校以外のところで行っている放課後児童クラブが何カ所かあります。今お話がありました「みなみげんきクラブ」につきましては、保健センターの分室を使わせていただいている関係で、どうしても外で遊ぶ屋外スペースがない状況ですが、そういう場合については、少し遠いのですけれども、小学校を使わせていただいたり、そういうような形で指導員たちのいろいろな御協力によって子供たちのそういう室外スペースを設けていただいているような形になります。  それ以外のところにつきましては、今現在は小学校の中でやらせていただいたり、三川については、三川公民館を使わせていただいていますので三川公民館の運動施設を使わせていただいたり等しまして、外で遊べるような状況もそれぞれの支援員のいろいろな形のメニューの中でやらせていただいているような形になっております。 129: ◯廣岡委員長 そのほかに御質疑のある方。  鈴木委員。 130: ◯鈴木委員 私からも3款2項1目放課後児童クラブ事業に対してお伺いしますけれども、先般の一般質問のときに、記憶が少しあれなのですけれども、放課後児童クラブを統合していくような答弁があったように思ったのですけれども、違いましたっけね。 131: ◯廣岡委員長 乗松課長。 132: ◯乗松すこやか子ども課長 統合することは今のところは考えていません。分離をしていくという形でということはございますが。 133: ◯鈴木委員 それってどういうことですか。 134: ◯乗松すこやか子ども課長 人数的なもので、人数がふえているところについては、施設を新たに、今回ですけれども、浅羽北小学校につきましては、余裕教室をもう一室貸していただくことになりましたので、そこのところを貸していただいて、今ある放課後児童クラブを二つに分けるということで、基本的には定員が40人、新しい制度では40人になるものですから、40人の中で一つのクラブというような形で持っていけるような形で今後進めていきたいと考えております。 135: ◯廣岡委員長 そのほかに何かありますでしょうか。  寺田委員。 136: ◯寺田委員 報告書の335ページでございますけれども、この下段に、放課後児童クラブの推移ということで入所者数は一部4年生を含むという、ただし書きがあるのですけれども、これはどういった条件のところからこういったものをやっているのか。今後6年生もというようなお話もあるわけでございますけれども、そのように中で段階的に、あきがあれば入れていくというような考え方なのか、あるいは、また、計画的というか、もう少し具体的に考えているのか、その辺のところをお聞かせいただきたいと思います。 137: ◯廣岡委員長 乗松課長。 138: ◯乗松すこやか子ども課長 寺田委員の御質問にお答え申し上げます。  今現在、4年生まで入所しておりますところは、浅羽東小学校、袋井東小学校、また、本年度からは今井小学校が新たに4年生まで入所するような形になっております。御質問のありました、4年生までというところにつきましては、基本的には、面積的な部分、また、指導員の関係もありますので、今の現在は、今申し上げたところまでとなっておりますが、今後ですけれども、山名小学校区には昨年度末に新たな施設もつくらせていただきましたので、そのような形で施設も整って指導員の確保をさせていただいた中から4年生、また、4年生まで受け入れができているところは、次は5年生までということで段階的に進めさせていただいて、平成31年には全ての学校区で6年生まで受け入れができるような形で進めていきたいと考えております。 139: ◯廣岡委員長 田中委員。 140: ◯田中委員 10款4項1目、決算書の239ページ、幼稚園管理運営費の真ん中辺ぐらいに、ぎょう虫検査手数料67万6,420円とありますけれども、これは、私らが子供のころ、ぎょう虫検査ってよくあったのですけれども、今の時代でもこういう回虫みたいなのはまだいるのかなと気がするのですけれども、こういうのをまだ検査しないといけないのか。これは去年のを見ましたら、去年も同じようにやっておりましたので、毎年やっているということなのでしょうけれども、やった結果、毎年やった結果、例えば極端にパーセントが少なければやめるとかということもできるのではないかと思うのですけれども、それとも、これはもう何か義務づけか何かがあって、強制的にやらなくてはいけないことなのか、そこら辺もわかりませんので教えていただきたい。やってみて、実際、パーセントというか、結果はどうなっているのかというのも知りたいと思います。  それから、市政報告書の339ページに、認可保育所と認証保育所が載っています……。どこかに認証保育所が載っていたと思うのですけれども、341ページか、ごめんなさい。2,300万円ぐらいのお金を補助しているわけですけれども、今度、来年の4月から法律が変わるということもあって、認定こども園とか、そういう制度になるわけですけれども、それに際して、認証保育所が、要するに認可保育所のほうに変わるとかということって、これを機会にあるのかないのかわかりませんけれども、そこら辺の情報を教えてもらいたいと思います。  待機児童ということが叫ばれていますので、やはりこれは認可のほうに移っていただくというか、それはそれなりにクリアしなければいけないすごい高い基準がいろいろあると思いますけれども、その辺のところで移行するところがあるなのかどうなのか、そこら辺もわかったら教えていただきたいと思います。 141: ◯廣岡委員長 乗松課長。 142: ◯乗松すこやか子ども課長 田中委員の御質問の件について御説明申し上げます。  まず、1点目のぎょう虫検査ですけれども、幼稚園、保育園のほうでもぎょう虫検査を毎年度実施しております。これは義務づけられておりまして、この結果についてはほとんどぎょう虫というような形で検査にひっかかるような子はいらっしゃらないと認識しております。  2点目ですけれども、認証保育園、認証保育所の関係ですけれども、今現在、来年度からの制度に関係しまして、それぞれの認証保育所にどのような形、来年度からの意向の確認をさせていただいております。その中には、やはり来年度から認可に移りたいという保育園もありますし、逆に、今度は小規模保育ということで、人数が少ない19人以下の小規模保育のほうに移って運営をしていきたいというような保育園もありますので、その辺につきましては、今後、認証保育所とそれぞれ相談というか、協議をさせていただいた中で新しい制度の中でどのような形になっていくかというところは相談させていただく予定です。  ただ、認証保育所としてそのまま残るというところも何園かございますので、それはそれぞれの園の御意向の中で私たちも対応させていただきたいと考えます。 143: ◯廣岡委員長 田中委員。 144: ◯田中委員 最初のぎょう虫ですけれども、結果が、今ではそういう子供はいないということですけれども、制度的にというか、法律的にやらざるを得ないという状況ですか。 145: ◯乗松すこやか子ども課長 はい。 146: ◯田中委員 わかりました。  それと、認証保育所のほうが、今言った認可のほうに移るところもあれば、その逆に、新しい制度に基づいて小規模保育のほうにいくと。そうすると、小規模保育にいくところもあれば、今までどおり認証保育所としてやっていくところもあるという話でしたけれども、このままやっていくところは、当然このままというか、要するに認可外の保育所として取り扱われるわけですけれども、新しい制度の小規模保育のほうにいくと、市の認可のほうの認可小規模保育所のほうになるわけだと思うのですよね。そうすると、一応、市のほうの認証ということとなると、あそこでは認可と認証を両方受けなくてはならないとなると思うのですけれども、新しい制度だと。認証を受けて、それで各個人が市のほうへ申し込むというか、それが認可になるのかわかりませんけれども。そうすると、どっちにしても、市の管轄というか、今のこの形の全く認可外ではなくて、市が認可した小規模保育になるということだものですから……。 147: ◯高橋副委員長 認証だよ、小規模は認証保育園、地域型だから。 148: ◯田中委員 地域型認証か。失礼しました。新制度でも認証の保育所になって、それは市のほうの、直接、市が管轄する保育所として捉えるようになると私は理解しているのですけれども、そうなったときに待機児童の話はその中に含まれるのか、そうではなくて、依然として入らないとなるのか、そこを教えていただきたいと思います。 149: ◯廣岡委員長 乗松課長。 150: ◯乗松すこやか子ども課長 制度がなかなか難しいところであるのですが、今現在、認証保育所で行っているところに入っているお子さんについては、待機児童から外れているような状況になります。今度は、認証保育所は、認可保育所に向かうか、小規模保育に向かうか、また、そのまま認証として残るかというところですけど、小規模保育所につきましては、これからは市の基準に基づいて、市が基準に基づいたところを認可していくというのですか、小規模保育所として認可をしていくような形になるものですから、保育事業として。ですので、市の認可の中でこれからは小規模保育を行ってもらう。認証保育所につきましては、今までどおりだものですから、市の認証保育所の運用の要綱に基づいて運営をしてもらうというような形になります。ですから、認可保育所、小規模保育所、認証保育所という形の三つのパターンができるような形になります。いずれも待機児童の数からは外れるような状況になります。  小規模保育については、基本的には、ゼロ歳から2歳のお子さんを預かっていただくような形になるものですから、今、一番待機児童が出ているゼロ、1、2の部分の緩和をしていただくようになるものですから、その部分については、小規模になっていただいて、ゼロ、1、2を特化したところは見ていただくというところは、市としても待機児童対策にはつながるかなと考えております。 151: ◯廣岡委員長 田中委員。 152: ◯田中委員 そうすると、小規模保育でも、今のままでなくて認可するとなると、当然、市が直接、そのところに対しては、普通の認可保育所と同じように責任を持つようになるわけですね。何か事が起きたときには、市が監督責任もあるということですね。そういうことですね。 153: ◯廣岡委員長 乗松課長。 154: ◯乗松すこやか子ども課長 今、田中委員のおっしゃっていただいたとおり、小規模保育につきましては、今回の条例で議案として出させていただいておりますけれども、市の責任として小規模保育については全て、面積要件、また、職員要件等は市のほうで確認をするような形になりますので、市がその部分については認可をするという形になります。  認可保育所については、今までどおり、県の認可になりますので、認可を受けた上で、市が運営についてこれから全て指導していくような形になります。 155: ◯廣岡委員長 そのほかに何かありますでしょうか。  大場委員。 156: ◯大場委員 最後に、10款5項2目の社会教育振興費、放課後子ども教室推進事業の関係ですが、一般質問でも出ておりましたが、放課後児童クラブとの兼ね合いのところもありますが、この放課後子ども教室推進事業につきましては、実施日が限られているということ、その時間も限られているということもありますし、時期も限られているというようなこともありますが、具体的に国の文部科学省のほうから示されているガイドラインみたいなものがあるかと思うのですけれども、それを少しさらっとでいいものですから教えていただく中で、その運営といいますか、実際に放課後子ども教室と放課後児童クラブとどうしても比較をされてくるかとは思うですけれども、この子ども教室について、もう少し何か時間的な面でとか、活動日数的な面で枠を広げていくような改善点があるのか、もう子ども教室については、この228万円の中でこのような形でやっていくのか、今後のあり方といいますか、そういったものも含めて教えていただければと思います。 157: ◯廣岡委員長 乗松課長。 158: ◯乗松すこやか子ども課長 大場委員の御質問にお答え申し上げます。  放課後子ども教室につきましては、ごらんいただいているとおり、今現在、小学校6校で実施しております。基本的には、年間20回程度の水曜日の午後に運営をしていただいておりまして、これについては、本当に地元の方々がボランティアとしてやっていただいている部分が多いわけですけれども、今お話がありましたとおり、放課後子どもプランということで国のほうからまた今、示されている状況で、まだはっきりした内容がわかりかねる部分があるものですから、また、わかり次第、皆さんにお知らせさせていただきたいと思います。今現在、6校ですが、少しでも多くの小学校区で放課後子ども教室を運営していただくような形で、また地元の皆さんと御協議させていただきたいと思います。 159: ◯大場委員 まだわからない面もあるということですね。 160: ◯乗松すこやか子ども課長 はい。 161: ◯廣岡委員長 そのほかには。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 162: ◯廣岡委員長 ないようでありますので、本所管については以上で終了とさせていただきます。  それでは、その次、生涯学習課の所管に移ります。
     早川生涯学習課長。 163: ◯早川生涯学習課長 (省略) 164: ◯廣岡委員長 所管課の説明が終わりました。  本件につきまして質疑など、お受けをしたいと思います。  寺田委員。 165: ◯寺田委員 先ほど、学校の体育館関係の天井落下の話の説明を受けました。公民館のほうもいろいろ進んでいるという話でございます。今回、今井と浅羽北でございますか、やられたということですけれども、今、全体の計画がどのようになっているのか、1点教えていただきたい。避難所にはもちろん指定されているところもありますので、その辺の関係もお願いいたします。  それと、非常用電源の整備事業が、これは一応、全部終わったとお聞きしたように思ったのですけれども、内容的なものを含めてどういうようになっているのか、お聞きいたします。 166: ◯廣岡委員長 早川課長。 167: ◯早川生涯学習課長 避難所の落下防止事業でございますが、この年の山名公民館と今井公民館のホール、これが避難所に指定されておりますが、避難所の落下防止ということでは、この2館で最終、終了ということになっております。  それから、非常電源につきましては、今まで袋井北公民館と、それから今回の浅羽北公民館の電源の整備事業、2館を行っております。これは救護所になっているところからやっていくということでございますが、今後の計画のほうにつきましては、防災課とも打ち合わせをしながら進めてまいりたいと考えております。 168: ◯廣岡委員長 寺田委員。 169: ◯寺田委員 天井落下のほうは、この2館をやって一応完了したというような考えでいいのかどうか。  それから、あと、非常電源のほうは、これはたしか、今、そこのコスモス館ですか、ついているのですかね。その辺のところ。これも今後どのように計画があるのか、これは防災課でやっていくものなのか、それとも、公民館でやっていくものなのか、その辺の所管も少しはっきりしないわけでございますけれども、今後の説明等、また、わかる機会にお願いしたいと思うのですけれども。現在、また防災課からということであれば結構でございますけど、とりあえずは、太陽光のほう、これで一応完了かどうかということだけお聞きいたします。 170: ◯廣岡委員長 早川課長。 171: ◯早川生涯学習課長 太陽光発電の公民館への設置のものでございますが、今、現段階ではこの2館のみということでしております。またこの辺も、たくさんあったほうがいいということもありますので、防災課と方向とか協議しながら進めてまいりたいと思います。                 〔発言する者あり〕 172: ◯寺田委員 太陽光は、山名と今井で終わりということだね。 173: ◯早川生涯学習課長 太陽光は、袋井北と浅羽北の2館です。 174: ◯廣岡委員長 大場委員。 175: ◯大場委員 10款5項1目の社会教育総務費の中で、004のところで徳育の推進事業費ということで、当初予算は56万円ほどあったかと思いますが、実際には33万6,000円というようなことという内容であります。市政報告書等を見せていただきますと、袋井市は徳育を進めているというようなことでありますが、少しPR活動が薄かったようにも思えるわけです。講演会を開いたりというようなところでこの予算を使っているようにも思えるわけですけれども、印刷製本費であるとか、消耗品も少ないような形になっているわけですが、やはり袋井市として徳育を売り出していくには、もう少し宣伝をしたほうがよかったのではないかなと思うわけですけれども、そのことが1点。  さらに、2目の社会教育振興費ということで、成人式の関係の記念品代でありますとか、次のページには設営の委託料でありますとか、交通誘導の警備委託料というようなことで計上していただいてあります。この市政報告というか、決算でありますので、平成25年の成人式は比較的落ちついていてよかったかと思うわけですけれども、ことしの平成26年の成人式は私も出ていましたが、かなり大変だったのではないかなと思うわけです。その年によって違ってくるわけですが、自治会連合会長方が非常につらがっていたというか、地域を背負う子供たちがあれで大丈夫なのかというようなところで、かなり私どものほうにも話があったりしたものですから、今回の決算には特に関係はありませんが、何とか私たちが手伝うことがあればさせていただきますし、もちろん実行委員会形式で進めて、皆さんボランティアでしていただいているということはわかっておりますので、何らかの形で子供たちがもう少し門出を祝うような形の中でしてあげたらいいなと思いますので、昨年の平成25年の決算ですが、そのことについて2点お伺いしたいと思います。 176: ◯廣岡委員長 早川課長。 177: ◯早川生涯学習課長 まず、社会教育振興費の成人式の関連の委託料についての御質問にお答え申し上げます。  今、大場委員から言われたように、ことし平成26年の成人式につきまして、今、決算のとおりでございますが、なかなか大変だったということで、実際にそれはアリーナの東側の送迎レーンのところに、新成人と、それから新成人の前後する年代の方が運転してきた改造車両をとめて、その車をたたいたり、壊したりというような騒ぎをしたことをおっしゃっているのではないかなと考えております。実際に平成25年、平成26年と、前年度よりもことしというか、平成26年1月の成人式のほうが、確かに外での騒ぎが大きかった。もう一つは、式典の中で、始めのところで、君が代斉唱のときに、少し変な歌い方の新成人がいたというようなことで、実行委員会の中でも反省事項、それから、今年度の平成27年1月の成人式への課題ということで先週も実行委員会を開催いたしましたが、その中で課題として話し合いをしているところでございます。  対策としては、今いろいろな対策が出ていますが、車のことにつきましては、あそこは送迎レーンという形で送迎をさせているということで車が入ってまいります。その送迎レーン自体がどうなのかというところも出てきております。どうしてもそこに車を入れていると、あの車で乗りつけられて無理やり入ってこられますと、警備委託をしているプロのガードマンであってもやはり車に当たるわけにはいかないものですから、どうしても入られてしまうというような状態がございます。また、警察とも、成人式前に、成人式にかかわる巡回警備とか、そういったもののお願いにも伺っており、また、前回の成人式の中でも、騒ぎが起こった段階で警察への通報もさせていただいた状況でございます。  来年に向けては、この送迎レーンをどうするかということ、それから、もう一つ、場内に入る成人に対して、特に飲酒のことでありますけれども、そこら辺の規制をもっと厳しくしていくべきだということで話し合いをしているところでございます。来年の成人式につきましても、実行委員形式で始まったばかりでございますが、ことし起こったようなものをなるべく起こさないような方策を考えてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 178: ◯大場委員 間違えてしまった、言うところ。徳育は課が違った。  取り消します。  ありがとうございました。済みませんでした。  成人式の関係で、市政報告書を見ますと、スナップ写真とかいろいろまとめていただいたのを後から送ってくださるというようなことでしたが、もちろん対象は、二十になられた方とか、恩師の方でいいかと思いますが、自治会連合会長なんかだと、余り見たことがない人のをもらっても、いつもそういうきれいなものをもらうと、しまうにも困るというところの貴重な御意見もあるものですから、どこかで伝えますよと言っておいたものですから、送るときにも少し精査をしてもらって、どの方とどの方に配るのが一番ふさわしいのかというところも吟味をしていただけるとありがたいなと思いますのでよろしくお願いいたします。 179: ◯廣岡委員長 早川課長。 180: ◯早川生涯学習課長 おっしゃるとおり、来賓で御案内した方、皆様にお送りをさせていただいておりますが、そういった御意見も伺いましたので、その配付につきましてはもう一度考えさせていただきたいと思います。ありがとうございます。 181: ◯廣岡委員長 そのほか。  田中委員。 182: ◯田中委員 公民館の活動についてお伺いしますけれども、市政報告書の370ページに市民企画型講座ということで16講座ここに出されておりますけれども、これはたしか2年ぐらい前でしたか、こういう形で市民企画型ということで各公民館のほうに割り当てられたという言い方はおかしいですけれども、講座が、その公民館で企画したのではなくて、たしかこちらのほうからそういうようにしてやってもらったという形になっていたと思うのですけれども、今現在というか、これは2年目ぐらいですかね、平成25年は。 183: ◯早川生涯学習課長 1年目でございます。 184: ◯田中委員 1年目でしたっけ、これ。1年目でしたかね。それでは少し勘違いしましたけれども、そうしますと、これは平成26年の今、ことしもやっていると思うのですけれども、それはどのようにそれぞれの公民館でこの市民企画型という形で銘を打ってやっているのか。というのは、これは参加者が、初回だからかもしれませんけれども、それほど多くないわけでして、特別に変わった、市民企画型だから、今まで公民館でやっている講座とまるきり違うようなものではなくて、似たようなこともやられているということで、そこら辺、この考え方というか、位置づけみたいなのを教えていただきたいと思います。  それと、もう一つは、先ほどお話がありました梵鐘、あれの報告書をいただきましたけれども、読んでみますと、非常に学術的には価値のあるものだということで、少し見たところ、非常に立派ですし、やはり私も、あれを今の資料館にただ置いておくだけではなくて、それだけ珍しいものであるならば、あるいは価値のあるものならば、もっと何らかの形で公の場に出してもらって、市民の人に見てもらうというのが大事なような気がしますけれども、あれの今後の活用方法みたいなのが計画がありましたらお話をお聞かせいただきたいと思います。 185: ◯廣岡委員長 早川課長。 186: ◯早川生涯学習課長 田中委員の御質問にお答え申し上げます。  市民企画型講座につきましては、平成25年度、初回ということで、市民の皆様に講師となって講座を実施していただく。それは一つには、講座の新しい講座と、それから、もう一つは、市民の方が企画して、市民の講師、または公民館活動をしていく人たちの発掘という、その2点を目的としまして、市内、生涯学習課を中心に募集をしたものでございます。市のほうに講座をやりたいという、講師となってこういう講座をやりたいですよという企画書を出していただきまして、その企画書を今度、公民館から1名ずつ出ていただきまして審査というか、それをして、この公民館ごとに割り振ったという状況でございます。  ただ、手を挙げて、企画で応募してくださった方、この方もここの公民館でやりたいですよという方がおります。どこでもいいですよとか、こことここでやりたいとかという御希望もございまして、そちらもあわせまして公民館とその希望等をマッチしながら、こういう形で各公民館にやっていただいたということで、笠原と山名公民館は2講座やっていただいたというような形になっております。  今年度も同じような手法をとっておりまして、市民企画型講座の募集をして、今、実施段階にあるところでございます。  それから、もう一つ、梵鐘でございますが、今、郷土資料館の2階の階段を上がった正面のところに展示をさせていただいております。郷土資料館の2階は、袋井市の年代を表現してございまして、化石から始まりまして、古代からぐるっと回って、梵鐘がという形で展示をさせていただいております。もう一つ、郷土資料館に梵鐘を移したのは、袋井市内で博物館的な資料館的なもの、展示施設というものは、歴史文化館と郷土資料館しかないと。あの梵鐘は130キロぐらいございますが、そういったことで展示施設と。もう一つは、笠原の岡崎の茶園から出ているということもありまして、地元に近いところにもPR、展示をいたしたものでございます。小学校では、特に浅羽地区、笠原地区の小学校では、郷土資料館に郷土の歴史とか、そういったもので授業などでいらっしゃっていますので、そういった折にも、郷土からこういった梵鐘が出たということも子供たちにPRをしていくということもございまして、あちらに展示をしてございます。  市民の皆様にもなるべくいろいろな機会で見ていただけるようにPRをしてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 187: ◯廣岡委員長 田中委員。 188: ◯田中委員 市民企画型講座ですけれども、結局、市民の方が、私が講師となって教えますよということでありますけれども、受講生が集まるかどうかというのは、それはわからないわけですよね。公民館でこういうのをやると集まるよといって、事前に公民館の中で企画して、あるいは、こういう皆さんの、公民館利用者の要望があるからこういう講座をやりますというのと少し違って。そうすると、ある程度人が集まらなくても、それは講師のほうの意向でやるようになるということで、人が少なくてもそれはしようがないよという考えを持っておられるのか、あくまでもこれは市民の方がということで、やろうとする人中心で考えて、受講生のことは少し横に置いてみたいな、そのように聞こえますけれども、そこら辺、人が少ない、例えば私の西なんかは、たしかハーモニカ自体はやっていたような気がするのですね、講座として。どこの公民館でもやっていますけれども。そういうのもあって、この意図というか、それが、今私が言ったようなそんな意図でよろしいのかどうなのか。もっと違う当局のほうの思いがあるなら、また教えていただきたいと思います。  それと、梵鐘のほうは、確かに笠原から出たから、あそこに近いところに置いておくというのはいいですけれども、私が言ったのは、もっとあれをいろいろなところへ持っていって見てもらうというのがどうですかというような意味で、あそこに来てくださいよといって、あそこへ置いておくではなくて、人の出るところにああいうものを持っていって見てもらうというのが必要ではないかなと思って言ったのですけれども、そこら辺のことに関して意見があったらお願いします。 189: ◯廣岡委員長 早川課長。 190: ◯早川生涯学習課長 まず、市民企画型講座でございますが、人が集まらなくてもいいということではなくて、まず、人数のものにつきましては、募集したときに5名以上集まらなければ中止ですよというようなことも始めから規定をしてやっておりますが、公民館でのこういう講座を今までの講座に加えて行っていることでございまして、少しでも公民館事業が活性化して、人が集まったり、いろいろな講座を開催して、また、人材も発掘してということで行っているものでございます。最終的には、公民館の活性化とか、人がたくさん集まって学習していくものであるということを目的に行っているものでございます。  それから、梵鐘につきましては、先ほども申しましたように、かなり重たいものでございます。余り大きな、または、再々の移動はできないですが、例えば、今後これからいろいろなイベントを市としてもやってまいります。東海道四〇〇年などもこれからあるわけなのですけれども、東海道と梵鐘がどういうようにくっつくかということもありますし、それも時代的には少しずれているところはありますが、そういったこれからのイベントとか、そういった中で展示できるような機会があれば、それも考えてみたいと思っています。  いずれにしましても、少し重たいものだものですから、そんなに再々こういうことは難しいかなと思いますが、そういう機会があればということで考えてみたいと思います。 191: ◯廣岡委員長 田中委員。 192: ◯田中委員 市民企画型のほうですけれども、これは生涯学習課のほうでいわゆるそういう特技を持っている方の一覧みたいなものをお持ちで、その中で選んでいって、お願いしているという形になるのでしょうか。 193: ◯廣岡委員長 早川課長。 194: ◯早川生涯学習課長 これは広報とか、そういったもので広く市民の皆様に募集をさせていただきまして、それで手を挙げて、私はこういう特技があったり、こういうことをみんなに知ってもらいたいのでやってみたいという方に応募をしていただいております。また講師のブックはブックで「まなぶっくあそぶっく」という講師本ですけれども、2年に1度、生涯学習課で作成はしてございますが、それから選ぶのではなくて、市民の皆様に応募していただいて、やっていただいております。 195: ◯廣岡委員長 そのほかに。  高橋委員。 196: ◯高橋副委員長 図書館の問題でお伺いしたいと思います。  一般質問でもさせていただいたのですけれども、なかなか利用勝手がよくないということで少しは改善できないかというようなことで、学習室なんかもなかなかスペースが確保できないという話をさせていただきました。  その中で、月見の里学遊館に図書室の分室があるわけですが、1階に閲覧室というのが、ワークショップの突き出たところの上にあるわけですよね。そのほかというのはほとんどなくて、非常にスペースが少なくて、いろいろそこで催しをやっているときには当然、音もあるしということで、なかなか集中したという形でできないというような、そういう設計上の問題ももともとあることはあるのですけれども。  それはそれとして、各集会室等があって、そういうところを例えば夏休みに子供たちの学習室に開放するとか、一部やられたようなことも聞いているのですけれども。毎回、ほとんど昼間なんかはあいているような状況が見受けられるものですから、そういう形の連携をして利用ができないのかなというようなことの考え方をお聞きしたい。  それから、公民館、きのう浅羽東の居場所の問題もあったのですけれども、今、熱中症予防ということでいろいろ言われているのですけれども、町なか避暑地というような形でスーパーとかそういうところ使って、すぐクーラーがきいたところにということですけれども、公民館なんかもそういう使い方で積極的にPRをして、昼間の暑いときなど談話室なんかに寄っていただけるような、そういう工夫なんかができないのかなというような気もするわけですが、そこら辺の利用についてお伺いしたい。  それから、生涯学習で一貫して情報モラル教育というのを担当して、それは生涯学習のほうでもやりながら、各学校ともやっているということで、そこら辺の成果をどういうように返しているのか。いろいろ過去、私の記憶ですと、今、それこそ西尾部長のお兄さんが生涯学習にいたときにも、そういうことを一生懸命担当していてやっていましたものですから、過去何年かにわたってそういうことをやってきたと思うのですけれども、それをどういうように今、成果としてまとめて返すようなことをやっているのか、そこら辺を説明いただきたいと思います。                〔「弟」と呼ぶ者あり〕 197: ◯高橋副委員長 弟か、済みません、失礼しました。そうですね。 198: ◯廣岡委員長 早川課長。 199: ◯早川生涯学習課長 月見の里学遊館の空き部屋というか、あいているときの部屋の利用という御意見かと思います。これにつきましては、以前、鈴木委員の一般質問でもお答えをさせていただいたものなのですけれども、やはり一つ、常にあけておくものではなくて、貸し館としてあの部屋を使っているということがございます。そういう中で、あいているところを御利用いただく場合にそこの管理をどうするか、また、清掃とか、そういったものをどうしていくかということが一つ出てまいります。お使いいただいた利用者の皆さんにお返しいただくときには、管理日誌を書いたり、清掃をしてお返しいただくというような状況になっている中で、料金をいただいて館をお貸ししているわけですが、そこへの同じような管理をどういうようにしていくかという一つ、課題が出てくるかと思います。それから、一つは、やはりいつもその場所があいているというわけではないものですから、最短で当日でないとわからない部分も出てくるのではないかなとも思いますので、そこら辺をどういうようにしていくかということが少し課題となってくるのかなと考えております。  夏休みにつきましては、ホールという入り口のところ、市民ホールというか、その部分と、それから学遊館の月見ホールの舞台芸術の部屋の中間の階段の周りに少し空間がございます。そちらのほうに木製の机なども置かせていただきまして、できるだけたくさんの子供たちが学習できるように机等を増設して行っているところでございます。  そういうことで、あいている部屋のそのときの利用というのは、今めどが立っていない状況でございます。  それから、公民館の熱中症予防に積極的にPRしてということでございますが、これは各公民館に談話室等ございますので、できるだけ来ていただいて、談話室等でコミュニケーションを図っていただくということも公民館の重要な事業の一つだと思っております。公民館は冷房がきいて寄れるよということを今後PRをしていきたいと考えております。  それから、情報モラル教室の成果をどのように返しているかということでございますが、情報モラルの推進チームでミーティングなどを行っておるわけなのですけれども、これにつきまして、それを今度、各校で生徒や保護者に対して指導や啓発を行っております。また、そういった啓発や指導ではNPO法人の子どもとメディアリテラシー研究所や、また、携帯電話やスマートフォンなどに関しましては、NTTの方とも連携をして、情報モラル、またはそういった機械、機材、そういったものにつきまして講演とか啓発をしているところでございます。 200: ◯廣岡委員長 高橋委員。 201: ◯高橋副委員長 再度、質問させていただきます。  公民館のことについては積極的にPRしていただいて、少しでも活用していただけるようにお願いをしたい。  月見の里学遊館の図書館、我々も責任があるわけですけれども、設計段階からやはり難があったなというような感じがしています。現実そこで本を読もうと思っても読むスペースがない。多分、皆さんのそういう苦情は当然届いているかと思います。貸し館だからあけられないと言っているとなかなか話が進まないので、やはりある程度きちっと、例えば夏休みなんか、本当にあそこは子供たちであふれ返っているくらいな感じなのですよね。それ自身は別に本来利用していただけるのは結構なのですけれども、ロビー、ほかの皆さんがいっぱい出入りしている中で勉強しているということで、逆に言えば、ほかの皆さんが入れないように占拠されてしまっているのですね、現実に。そういう点で、そういう皆さんを少し整理整頓するという点では、せっかく勉強する気があって来ているのですから、スペースを提供してやるというのが思いやりではないかなと。そこの金銭的なところは問題があるかと思いますけれども、ぜひ期間を決めてというような形でも結構ですので、研究をしていただくようにお願いをしたいと思いますが、いかがでしょうか。 202: ◯廣岡委員長 西尾部長。 203: ◯西尾教育部長 以前から鈴木委員からも質疑をいただきまして、子供たちが積極的に勉強するということを考えれば、スペースを考えなければいけないと思います。文化会館という目的の中で整備されたものですので、なかなか子供たちが勉強するスペースを確保するのは難しい点もあって、今できる範囲の中でスペースを確保している状況です。貸し館ということで、お金を取る取らないという以前に、その目的に沿ってやはり部屋を貸さなければいけないということもあるものですから、そういったことはまず前提に置きながらも、今、御質問のあった点につきましては少し研究をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 204: ◯廣岡委員長 そのほかについて。  鈴木委員。 205: ◯鈴木委員 私も、関連して10款5項3目図書館費と、10款5項4目の文化振興費に関して、昨年の11月の定例会で伊藤謙一議員のほうから図書館と学遊館にWi─Fiを整備していこうというような質問があったかと思いますけれども、現在どのような状況になっているのか、現状をお聞かせください。お願いします。 206: ◯廣岡委員長 早川課長。 207: ◯早川生涯学習課長 月見の里学遊館へのWi─Fiの設置でございますが、実は、現在、準備をしているところでございます。というのは、少し電話施設の老朽化のことがございまして、そこでWi─Fiのほうを光ケーブルを使ってやっていくということがありまして、施設会社の方とどういうようにしていくのがいいかということを少し協議している状態でございます。図書館はまだ入ってはございませんが、それ以外の、公民館につきましては、Wi─Fiは全ての公民館で入るようになって、今もう活用をされております。学遊館もなるべく早く施設的なものをクリアしてWi─Fiを使えるようにしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 208: ◯廣岡委員長 鈴木委員。 209: ◯鈴木委員 ありがとうございます。  私も一般質問の中でそのような質問をさせてもらった経緯もありますし、周りの子供たちに、いつになるだいとよく言われますので、なるべく早くお願い申し上げます。 210: ◯廣岡委員長 大場委員。 211: ◯大場委員 2目の社会教育振興費の中で、公民館の多分、土地の借り上げ料311万8,000円というようなことであるかと思いますが、どことどこが借地になっているのかということと、もう一点は、文化振興費の関係ですが、平成25年度は彫刻のあるまちづくりということで重点的にやっておられたと思うですけれども、東京芸大の先生が入って、いろいろ計画を進めてきたわけでありますが、ハード面ではいろいろ彫刻を移動するとかというようなところでお金も要るわけですけれども、ソフトの面でもう少し市民の皆さんにもPRができるような形がさらに望ましいのではないかなと思いますが、その後、彫刻のあるまちづくりに関して進展がありましたらお話しいただきたいと思います。 212: ◯廣岡委員長 早川課長。 213: ◯早川生涯学習課長 まず、公民館の借地の関係でございますが、土地借り上げ料の311万8,000円につきまして、袋井西公民館の駐車場用地1,105平方メートルを118万5,000円で、それから三川公民館の公民館用地のほうを、5,197平方メートルを193万3,000円でお借りをしております。こちらの土地の借り上げ料でございます。  それから、もう一つ、彫刻のあるまちづくりのハード面ではなくソフト面ということで御質問をいただきました。昨年度につきましては、彫刻のあるまちづくりの基本計画を策定すると同時に、彫刻のフォトコンテストや、彫刻めぐりツアーなどもほかの団体の皆様と連携をとってやらせていただいているところでございます。今年度につきましても、ソフト事業という形で、夏あ~と3daysという、ことし3年目になりましたが、そちらを行いまして、彫刻の解説と、それから大理石でのモザイクを作成した状態でございます。  それにつきましては、作成したモザイクにつきまして、先週までは袋井図書館で展示をしておりました。本日から浅羽図書館の展示施設のところで約10日間展示をするようになっておりまして、本日から展示をされております。このようなソフト事業を本年度は行っているところでございます。  今後も彫刻のあるまちづくりにつきましてPRをしていくとともに、市のホームページなどにもこの計画または、彫刻の一覧なども出させていただいています。また、課のほうには、その計画のほうの概要版としてA4、4ページ、A3二つ折りのものを用意して配布などをしてPRをしているところでございます。今後ともPRをしてまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 214: ◯廣岡委員長 大場委員。 215: ◯大場委員 ありがとうございました。  公民館の土地の借り上げ料ですけれども、買収できたところも今年度はあるですか。特に両方ともまだ今のままということですよね。以前からお話をさせていただいていますが、いつまでも借地ではまずいということを言っていて、速やかに買収していただきたいというお願いもしましたし、私の地元の部分のところであれば相談に乗らせていただきますというようなお話をさせていただいていますし、西のほうの公民館はわかりませんが、建てかえの件もあるのかなとかいろいろ思うわけですけれども、それぞれの今の現状をお話しいただければありがたいなと思います。買収に向けて。 216: ◯廣岡委員長 早川課長。 217: ◯早川生涯学習課長 この二つの公民館の借りている土地につきましては、従前から市のほうに売っていただきたいということでお願いをしてきたものがあります。大場委員の三川公民館の敷地につきましても、私が生涯学習課長になる前からも、所有者の方に売却いただきたいということでお願いをしているところでございますし、私も、なったときにもお会いいたしましたが、その後、その持ち主の方が亡くなられて、そのお子さんというか、次の世代の方に所有権が移っている状況でございます。そちらへも譲っていただきたいということでお願いはしているわけなのですけれども、手放す気持ちになれないために、今まだ土地をお借りしている状態で続いております。今後も売っていただけるように積極的に申し入れを行ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 218: ◯廣岡委員長 そのほかに。  寺田委員。
    219: ◯寺田委員 文化財等の看板の件でお聞きいたします。この間も常林寺の看板を一応新しくベトナムのをつくられたのですけれども、こういったものの所管は、基本的には生涯学習課ではないような気がしているのですけれども、どういう基準でやるのか、そういった計画をそちらのほうで持っているのかどうか。 220: ◯廣岡委員長 早川課長。 221: ◯早川生涯学習課長 文化財の案内とか、または、表示などの看板につきましては、当然ですが、生涯学習課が所管となってまいります。ただ、観光施設という場合には、やはり産業振興課の観光のほうで看板を立てるということで、同じものでどちらかというところで大変煩雑なところもございますが、そういったすみ分けになっています。基本的には、文化財のものにつきましては生涯学習課が所管ということで御判断いただければと思います。よろしくお願いいたします。 222: ◯廣岡委員長 寺田委員。 223: ◯寺田委員 一応、文化財となりますと、それなりの知識を持った方がやはりやらないと十分な表現はできないということだと思いますので、今後、予算的な計上をどこにするかとか、あると思うのですけれども、ぜひ生涯学習課のほうもしっかりそういったところを関連を持っていろいろやっていただきたいなと。特に常林寺の看板を見て、私もいろいろ感じることもありましたので、よろしくお願いいたします。 224: ◯高橋副委員長 廣岡委員。 225: ◯廣岡委員長 1点だけお伺いします。  先ほど大場委員から彫刻のあるまちづくりということでソフト面という話でございましたが、私は、決算書の中の253ページ、そこに上から2行目に講師謝礼ということで9万円余があるわけですが、予算のところをひもとくと、多分これがそうではないかなと思うのですが、彫刻のあるまちづくりアドバイザー費として22万3,000円というのが計上されていて、多分これがその講師謝礼に当たると私は考えているのですけれども、9万円になったということは相当な減額をされているなと思います。前ページ、報償費でも不用額が30万円余出ているわけだものですから、少しその辺の事情について、このころはちょうど彫刻のあるまちづくりをどうやっていくかということで今後の計画も含めてやっていたころで、その辺の事情についてお伺いしたいと思います。 226: ◯高橋副委員長 早川課長。 227: ◯早川生涯学習課長 講師謝礼の余ったところのものですが、彫刻のあるまちづくりのアドバイザーの東京芸術大学の工藤晴也先生にお願いしてあるわけなのですけれども、それにつきましては、工藤先生、実は、夏あ~と3daysという事業の講師もやっていただきました。1回は、夏あ~と3days、3日間行ったわけなのですけれども、その中の最終日にこの彫刻のあるまちづくりの座談会を開催いたしまして、工藤晴也教授と、それから東京芸大の大学院生と、そのアドバイザーというか、同席をしていただいて座談会を開いたということで、その分の謝礼は夏あ~との分で賄わせていただいたということで残がある状況でございます。 228: ◯高橋副委員長 廣岡委員。 229: ◯廣岡委員長 予算から考えると、まことに今の話だとお粗末だなと。袋井市は新たに彫刻のあるまちづくりを一生懸命しようと。現物のものについては相当お金もかかってくるわけですね。非常にその辺が、アドバイザーを予定したけれども、ほとんど果たされていない。座談会で終わってしまったというのはいかがなものかなと思います。少しその辺は今後、本当に核として必要なアドバイスをもらうというようなことにぜひともお願いをしたいなと思います。要望でいいです。何かあれば。 230: ◯高橋副委員長 早川課長。 231: ◯早川生涯学習課長 アドバイザーという形で出ていただきましたが、彫刻のあるまちづくりの座談会のほうは、メンバー的に、教育長、それから文化協会の会長や、商工会議所の代表の方、商工会の代表の方、それから市内の芸術家の方なども入っていただきまして座談会を開催いたしました。その中で東京芸大の専門的な立場から御意見をいただいたということで、座談会という名前の会議というか、委員会というか、そういう形でやらせていただいておりまして、名前は座談会というようなことでさせていただいたものでございます。 232: ◯廣岡委員長 生涯学習課については以上で終了させていただきます。  それでは、会議の途中ではありますけれども、暫時休憩したいと思います。再開は3時10分からということでお願いします。                (午後3時02分 休憩)                (午後3時11分 再開) 233: ◯廣岡委員長 まず、一般会計の中で、補足の説明があります。  荻原課長。 234: ◯荻原地域医療推進課長 (省略) 235: ◯廣岡委員長 質疑のほうは、高橋委員からはないようでありますので大野課長。  今お手元に教育企画課の中でレインボープランに係るいろいろな経費、きのうの質問にあったところを書面にしてもらいました。  大野課長。 236: ◯大野教育企画課長 (省略) 237: ◯廣岡委員長 ありがとうございました。  私はこれで結構であります。  それでは、次の議題へ行きます。  ────────────────────────────────────────         議第40号 平成25年度袋井市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につい              て 238: ◯廣岡委員長 議第40号 平成25年度袋井市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定を議題とします。  一柳市民課長。 239: ◯一柳市民課長 (省略) 240: ◯廣岡委員長 所管課の説明が終わりました。  質疑があればよろしくお願いいたします。  鈴木委員。 241: ◯鈴木委員 1点、先ほど説明してくれたのですが、メモれなかったので教えてください。  9款2項1目基金繰入金、予算額と調定額の差額が3,800万円ぐらい出ているのですけれども、差額、相違の理由というのを教えてください。 242: ◯廣岡委員長 一柳課長。 243: ◯一柳市民課長 ただいまの鈴木委員の御質問にお答え申し上げます。  この補正予算といたしまして2月に700万円余の減額をいたしまして、その補正をいたしました結果、8,800万円余の予算となったわけでございますが、そのときは、まだ繰り入れる額、繰上充用にならないように必要な資金を確保するために必要な額といたしまして、もう少し多く見込んでおりましたため8,800万円余というような予算減額になっておりますけれども、実際に繰り入れる時点で5,000万円ぐらいの繰り入れで何とかなるだろうというような見込みを立てまして、実際にはこうした金額を繰り入れたというところでございます。したがいまして、少し現計予算と差額が出てきてしまったということでございます。 244: ◯廣岡委員長 そのほかに。  高橋委員。 245: ◯高橋副委員長 ことしの国民健康保険特別会計は、当初、保険給付費の伸びを3%と見込んだけれども、1.9%とまずまずの伸びで抑えた。一方、保険税のほうは、収納の努力もあったということで、1.1%ということで、それ相当の剰余金を生んだというような、そういう結果だと思いますが、一つは、保険給付費の伸びが抑えられた理由、そこを説明できればいただきたいと思います。  それから、保険税のほうで、説明資料の394ページの中に1人当たりの課税標準額があるわけですが、みんな伸びているわけですが、一方では世帯分のほうは逆に減少しているということで、ここら辺のところの要因というのは、景気はよくなって1人当たりの所得がふえてきたとも見えるわけですが、現実には、全体をならしてみるとふえていないというようなことなのですけれども、そこら辺のところをお願いしたいと思います。  二つお願いしておきます。 246: ◯廣岡委員長 一柳課長。 247: ◯一柳市民課長 高橋委員の御質問にお答え申し上げます。  最初の医療費の伸びが、確かに最初は3%ほど見込んでおりましたけれども、それまでにはいっておりませんで、397ページの保険給付費の表にございますように、全体といたしましては2%増ということになっております。このうちの、下のグラフにもございますが、退職者の医療費が前年と比べて少なくなっていると、90%ぐらいと。特にそのうちの入院外、通院のほうですけれども、入院外のほうが20%ぐらいということで10ポイントぐらい減額となっております。こういったことから全体としてやや見込みよりも低く抑えることができたかなというようなことを思ってございます。  それから、2点目の保険税の関係でございますが、御指摘のように、保険税のうちの所得割が104%ということで伸びております。若干、所得については少し回復といいますか、少し伸びがあったということになりますけれども、一方で、やはりまだまだ低所得者層の方も、国民健康保険の特徴としてございますが、そういった方は全世帯の4割を占めておりまして、この軽減世帯につきましては、依然として同じ水準で推移しているということでございます。 248: ◯廣岡委員長 高橋委員。 249: ◯高橋副委員長 ありがとうございました。  従来、保険給付費が伸び伸びでということで、多分、増税増税ということで来たわけですが、この間ずーっとどうにかとまっているということで、国民健康保険の会計もまずまずやりくりができているということだと思います。そういいながら、やはり税収のほうは、幾ら努力していただいても現実には支払っている方の割合というのは非常に低いということで、景気がよくなっても伸びないという国民健康保険の実態を示しているのではないかなと思います。  そこで、お聞きをしたいのは、こういう袋井市の財政状況にあるわけですけれども、国、そして、また、新たに県のほうに移譲されて、財政調整基金、そのほか新たに県のほうに一部移されたわけですけれども、従来聞いたときには、まだ1年目でほとんどそのままですよというようなお話だったのですけれども、県として特別この各保険者ごとに差をつけられると申しますか、どういうところでペナルティーをかけて調整金の導入をしているのか、その辺をつかんでいれば、お知らせを願いたいと思います。  あわせて、先日も鈴木委員のほうから、国民健康保険の広域化の協議のところでお話が出されましたけれども、現在の進展状況、一番肝心なときの税額の調整とか、そういうところはまだまだ話が進んでいないよというようなことを言っておりましたけれども、その後の進展があればお知らせをいただきたいと思います。 250: ◯廣岡委員長 一柳課長。 251: ◯一柳市民課長 高橋委員の御質問にお答え申し上げます。  最初の県の調整交付金のペナルティーと申しますか、どういった項目がよければより多くもらえるかというような御質問でございますが、特別調整交付金の場合、例えば収納率が向上しているですとか、特定健康診査の実施率がいいとか、それから、医療費通知を実施しているかとか、そういった項目がございます。本市の場合におきましては、特に収納率ということで目標収納率、各市町ごとに設定されてございますが、これが平成24、平成25と2年続けてクリアしているというようなことと、それから、御案内のように、特定健診の受診率は県内トップということでございますので、こういったところがポイントが高いといいますか、結果的に多く交付金をいただいているという状況でございます。  それから、2点目の保険者の広域化、市から県への移管、そういった検討状況でございますが、現在、国と地方との協議が、国民健康保険基盤強化協議会というところで協議を重ねております。ことしの1月以降、協議をされている中で、8月8日に中間整理ということで発表されたものがございまして、この中では、今、国民健康保険が抱えております財政的な問題、どこの市も赤字というようなことで、この構造的な問題を解決するためにさらなる追加公費の投入ですとか、あるいは、予期せぬ医療費がふえるといったようなことや、保険料の収納不足といったことで歳入が落ち込む場合がございますが、そういったことに対応するためにも財政安定化基金の創設というようなことを検討するというようなものが内容として盛り込まれております。  それから、方向性といたしまして、保険者は財政運営は県のほうに移るという方向なのですが、市の役割といたしましては、県が定めました分布金、これは市町ごとに金額を決められるわけですが、例えば医療費ですとか、収納率を勘案されて県が決定することになると思われますが、そうした分布金を県が定めまして、それに対して市町が保険税率、これは税になるか料になるかもまだわかっておりませんけれども、市が税率を定めまして、賦課徴収をするというようなことが盛り込まれております。  あと、広域化ということで、基本、県内の市町が保険税率が統一化されるということが目標になりますけれども、すぐに統一と、同じ税率ということになりますと、今、市町によってばらばらの税率でございまして、非常に難しい面がございますので、これについては、必要な経過措置を相当程度、期間として設けるというようなことも盛り込まれております。  中間整理ということで、まだ決まったところはございませんが、そのような方向性として今発表がされているところでございます。 252: ◯廣岡委員長 高橋委員。 253: ◯高橋副委員長 最後のところの広域化の問題、袋井市はここのところ財政もある程度安定しているわけですが、広域化を見込んで一定のところの維持をしていこうということで今、今までの一般財源からの繰り入れなんかもやって現状維持をしていこうということだったわけですけれども、そういうことになりますと、少し道筋は見えてくると少し考え方も変えるということもあり得るのかどうなのか。まだ最終的に結論は出ていないわけですけれども、保険税もある程度一定の方向が出されてくると、そこまで行くまでに何年かあればそこで少しは考えるとか、そういうことを市としても、今、考えているか否か、そこら辺のところをお答えいただきたいと思います。現状のまま統合までは頑張りますよと言ってくれればありがたいけれども、そこら辺のところの考えをお伺いしたいと思います。 254: ◯廣岡委員長 一柳課長。 255: ◯一柳市民課長 まず、先ほども御説明させていただきました中間整理につきましては、まだ決定事項ではございませんので、不確定なところがございますが、広域化が実際には平成29年度をめどということで、平成29か平成30年度になるかはわかりませんが、そのころにはある程度標準的な税率が示されるのではないかと思われます。それから、一度に統一ということは非常に問題がございますので、経過期間が設けられるということになっております。標準的な税率が示されましたら、本市といたしましてもそれに向けて経過期間を設けながら、徐々に近づけていく必要があるのではないかなと考えております。ただ、具体的な数値等がまだ見えませんので、まだはっきりとは申し上げられない部分が多いのですけれども、イメージとしてはそのような感じを持っております。 256: ◯廣岡委員長 そのほかに。  田中委員。 257: ◯田中委員 今ほどの広域化で、それにあわせて毎回話題が出ますけれども、国民健康保険も、課税の内訳の中の資産割をそれにあわせてぜひ外してもらうように検討をお願いしたいなと要望させてもらいたいと思います。  それから、袋井市はかなり数値もいいわけですので、交付金のほうもそれなりにもらえるということでありましたけれども、袋井市が中学校まで医療費の無料化をしたわけですけれども、500円というのはありますけれども、そういうようにしていくと、国民健康保険のほうで、無料化をするのだったらということで、交付金のほうを制限されるというか、削減されるというような話を聞いたか読んだか、忘れてしまい、どこかで頭に残っているのですけれども、そういうことって実際にあって、本当にそういうような、本年度あったのかどうかということを確認したいと思います。  それから、あと、ジェネリックを推進するために、1年前にカードをつくられたと思うのですけれども、あれを実際、今どのように活用されて、その成果というのはどれぐらい出ているのかというのも教えていただきたいと思います。 258: ◯廣岡委員長 一柳課長。 259: ◯一柳市民課長 ただいまの田中委員の御質問にお答え申し上げます。  最初の資産割の件でございますが、まだ確定的なものではございませんが、この保険者の広域化に関して県のほうからいただいている資料の中には、広域化されるときには、恐らく3方式、資産割はなくて、それ以外の3方式になるのではないかというようなところも情報として入ってございますので、標準的な税率がそのような形になれば、当然それに合わせていかないといけませんし、いろいろ二重課税とか資産割につきましては問題もございますので、広域化にあわせましてその辺はまた引き続き検討させていただきたいと思います。  それから、2点目の中学生の無料化が交付金に及ぼす影響ということでございますが、午前中の一般会計の御質問をいただいたときに、市政報告書の一般会計のほうの125ページに、中ほどの3の(2)の事務費等繰出金の表がございます。ここの上から4番目の子ども医療現物給付に係る繰出金ということで、確かに委員のおっしゃいますように、こうしたことを実施しておりますと交付金が削減されるということになります。その分を一般会計のほうから繰り出しをさせていただいているというところでございます。  それから、3点目のジェネリックカードにつきましては、平成24年度、カードを窓口にて配付するというような取り組みを行いまして、平成25年度につきましては、カードではなくて、それをシールにしたものを購入いたしまして、ジェネリックを希望しますというシールでございますが、それを保険証の一斉更新のときに全世帯に配布をさせていただきました。  それによりまして、なかなか医者、薬局等に言い出せないという方も、シールを保険証なり、お薬手帳に張るなりしていただくことで、意思表示をするというようなことに役立っているところではないかなと思っております。このカードによりましてどのぐらいの方が実際にジェネリックに変更したかというのは、そこまでのデータはございませんので申しわけございませんが、さらにこのジェネリックを推進するということで、来年度につきましては、またほかの方法といいますか、ジェネリックに変えますとこのぐらいお薬代が安くなりますよというような数値を出せないかということで、ただいま検討をしております。そうした方向でさらなる促進に努めてまいりたいと考えてございます。 260: ◯廣岡委員長 田中委員。 261: ◯田中委員 ジェネリックですけれども、そうしますと、平成26年度も国民健康保険の保険証が切りかわるときにまた、去年やられたということですので、同じようにシールを配るということでよろしいわけですね。それで、なおかつ、その中に、あなた、これだけ今までかかったのが、ジェネリックだとこれぐらいになりますよというような、そういう具体的な数字を入れた資料も入れ込むということですか。個人ごとのを入れ込むというわけにはもちろんいきませんよね。一般的な形でされるのでしょうか。 262: ◯廣岡委員長 一柳課長。 263: ◯一柳市民課長 説明が不十分で申しわけございませんでした。  ジェネリックのシールにつきましては、平成25年度、実施をいたしまして、本年度も一斉更新のときに同封いたします。それから、先ほどの差額通知につきましては、まだ実施をいたしておりませんで、来年度、平成27年度にそういったことができればいいなということで今、検討をしております。具体的には、保険証の更新とは別に年に1回程度、今、医療費の通知を個別に出させていただいておりますけれども、あれと同じような感じで、年1回、今飲まれているお薬をジェネリックに変えた場合、このぐらい安くなりますというような差額通知というものを出す方向で、これはもちろん予算の関係もございますが、出す方向で今検討しているということでございます。 264: ◯廣岡委員長 田中委員。 265: ◯田中委員 それは各個人個人の薬について差額を出すのか、一般的な話で、こういう例えば1,000円の薬があったらこれだけになりますよとかと一般論として出すのか、そこら辺はどうなのですか。 266: ◯廣岡委員長 一柳課長。 267: ◯一柳市民課長 一般論ということではなくて、個別に出しますので、もしかしたら差額が発生しない方もいらっしゃいますので、ある程度の発生が見込まれる方、生活習慣病などで例えば高血圧の薬をずっと飲んでいるというような方などは、切りかえた場合に安くなる可能性がございますので、そうした方を抽出いたしまして、そういった方に対して通知を出すということになります。ですので、ある程度飲み続ける方ですし、それから、その効果がある方と、それから、あと、年齢も一定以上の方に限定をさせていただこうかなというようなことも考えてございます。具体的にはこれから、少し詰めていきたいなと思っております。 268: ◯廣岡委員長 そのほかありますか。  寺田委員。 269: ◯寺田委員 国民健康保険税の収納状況の点でございます。394ページ、ことしも未収額が結構あるわけでございますけれども、これが全体、経年的に見てどんな感じになっているのか、私ももう少し調べてくれば一番いいのですけれども、少しその辺を教えていただきたいということと、もう一つ、これに関連して、この減免措置と軽減世帯がありますよね。実際、この未収額の中でこの軽減措置を受けられている方がどのぐらいいらっしゃるのか、そういうような表というのはあるのでしょうか。私、いろいろ推測するわけでございますけれども、その軽減世帯が、なかなか軽減を受けて、なおかつ払えないような状況になってそうなるのか、それとも、やはり未収のいろいろ理由があると思うのですけれども、その辺の中でなかなか実際もう払わないといいますか、そういうような方がいらっしゃるのか、その辺のところを考えるわけでございますけれども、一つには、そういうこと全体に傾向が、未収状況が全体的にどういう流れになっているのか。それと、もう一つは、この軽減措置が実際きいているのかどうか、その辺、どういう統計になるのか、そんなことをお調べになったことがあるのかなということで教えていただきたい。 270: ◯廣岡委員長 一柳課長。 271: ◯一柳市民課長 未収額につきましては、今年度、おおよそ9,000万円ほどということでございまして、昨年はこれが約1億円ということになってございます。収納対策につきましては、税務課のほうで積極的に取り組んでおりまして、先ほど収納率のお話を触れさせていただきましたけれども、ここ2年続けて目標もクリアしているということで、関連して未収額のほうも減っているというところでございます。  軽減世帯につきましては、所得に応じて7割、5割、2割ということでそれぞれ自動的に軽減されるということになりますので、やはりそれだけ所得が少ないということでお支払いのほうが難しいというケースもあるかと思います。一方では、軽減されることによって税額が減っているというところがあるものですから、未収額に占める軽減を実際にされている割合がどのぐらいあるかというのはデータ的に調べてはおりませんで申しわけございません。  それから、この軽減がきいているかどうかというのは、先ほどお話ししましたように、その方の所得に応じて7割、あるいは5割、2割と減額をするものでございますので、やはりこの減額措置というのは大きいと考えてございます。 272: ◯廣岡委員長 寺田委員。 273: ◯寺田委員 わかりました。改善はしているということでございますけれども、もし何かそういうデータがありましたらお願いしたいと思います。  それと、もう一つは、さっき言ったように、この軽減をされている世帯が実際そういう中でなおかつ、そういう不納欠損といいますか、未収金額もあるのかどうか、その辺のところもまたわかれば教えていただけるとありがたいなと思います。 274: ◯廣岡委員長 一柳課長。 275: ◯一柳市民課長 ただいまの経年による未収額のデータ及び軽減世帯の割合等、そうしたデータが出るかどうか、検討させていただきまして、お示しができるものであれば、また機会がありましたら御提供させていただきたいと思います。 276: ◯廣岡委員長 そのほかはよろしいですか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 277: ◯廣岡委員長 ないようでありますので、本会計については以上で終了させていただきます。  ────────────────────────────────────────         議第41号 平成25年度袋井市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 278: ◯廣岡委員長 続きまして、議第41号 平成25年度袋井市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。  一柳課長。 279: ◯一柳市民課長 (省略) 280: ◯廣岡委員長 説明が終了しました。  質疑があればよろしくお願いいたします。  寺田委員。 281: ◯寺田委員 非常に収納率がいいということでございますけど、この誘因についてどんなことを考えられるのか、お知らせいただきたいと思います。 282: ◯廣岡委員長 一柳課長。 283: ◯一柳市民課長 先ほどの国民健康保険税につきましては、税務課のほうの収納対策で行っておりますが、この後期高齢者医療費につきましては、市民課のほうで職員が対応をしてございます。  一つには、やはり特別徴収ということで年金から引かれる方につきましては、これはもう収納率がいいということでございます。それから、もう一つ、普通徴収の方につきましても、口座振替を推進しておりまして、なるべく口座振替にしていただくというようなことでございます。それによりまして、ほとんどといいますか、収納率が上がっているという状況でございます。それから、滞納整理につきましても、税務課の収納対策を経験した職員がおりまして預金の調査をしたり、滞納処分をすべき人につきましてはそうしたことも行って、徴収率の向上に努めているというところでございます。 284: ◯廣岡委員長 そのほかいかがですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 285: ◯廣岡委員長 特にないようでありますので、本件につきましても終了とさせていただきます。  ────────────────────────────────────────         議第42号 平成25年度袋井市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 286: ◯廣岡委員長 引き続きまして、議第42号 平成25年度袋井市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。  名倉いきいき長寿課長。 287: ◯名倉いきいき長寿課長 (省略) 288: ◯廣岡委員長 当局よりの説明が終わりました。  質疑があればよろしくお願いいたします。  鈴木委員。 289: ◯鈴木委員 先ほども国民健康保険のところで質問させていただきました同じようなことなのですけれども、8款2項1目1節予算と繰入額、先ほどの国民健康保険が3,000万円ぐらいだったのですけれども、相違が大きいなと思いますけれども、その辺について教えてください。 290: ◯名倉いきいき長寿課長 8款2項1目ということで。 291: ◯鈴木委員 8款2項1目1節、介護保険保険給付支払準備基金繰入金、調定額との差、相違です。 292: ◯廣岡委員長 名倉課長。 293: ◯名倉いきいき長寿課長 鈴木委員の御質問にお答えを申し上げます。  8款2項1目の介護保険保険給付支払準備基金繰入金ということで、当初、1億1,000万円ですが、見込んでおりましたけれども、事業全体の精算をする中で、基金から繰り入れるものは第1号保険者の保険料が足りない場合ということですので、結果的には、880万円の繰り入れをするのみで賄えたということでございます。 294: ◯廣岡委員長 そのほかには。  高橋委員。 295: ◯高橋副委員長 一つ全体的な考え方を教えていただきたいのですが、介護予防事業というのは、ある程度の額の押さえがあって、その中で裁量でいろいろな事業をやっているわけですけれども、そこら辺のいろいろな事業をふやしたりということでやっているけれども、一定のところでどうしても歯どめがあって、スクラップ・アンド・ビルドをやらなければいけないのではないかなと思います。そこら辺のところをどういうような考えでやっていらっしゃるのか、お伺いしたい。  それから、市独自のところでは、在宅介護支援金支給などは、こういうのはまるきり市の持ち出しで独自の事業でやっていると思うのですけれども、これ自体、介護の利用料を軽減するという点ではそれなりに効果があると思います。実際に昨年に比べて400万円、そこら辺の今までの制度に比べて対象がふえたという説明になるのか、あるいは、申請をしていただける方がだんだんだんだん認識が広がってふえてきたのか、そこら辺のところを説明いただきたいと思います。 296: ◯廣岡委員長 名倉課長。 297: ◯名倉いきいき長寿課長 高橋委員の御説明にお答えを申し上げます。  まず、1点目の介護予防事業というところで、考え方なのですけれども、総合健康センター、ここでの健康のあり方の考え方に合致してくると思っております。今ここの介護保険事業の中で取り組んでいる介護予防というのは割と中短期的な対応ということでございますけれども、今後の介護予防という中では、やはり成人から健康づくりに取り組んでいって、10年、20年、それ以上の長いスパンで介護予防というのに取り組んでいく必要があると考えております。それに取り組むことで将来の介護保険の負担も減らしていくということが目標になるかなということで、短期的な側面では、この介護保険の会計の中で介護予防事業というのを目の前にいる対象者を対象にしてやっていくと。それから、今、健康づくりで、健康政策課とか、さまざまな、生涯学習とか、スポーツとか、そこで取り組んでいらっしゃる、目の前にまだいらっしゃらない、これから高齢に向かわれる方、この方たちの健康を促進したり、維持したり、支援するといったことで、全体の市が取り組むべき事業と考えているところです。それを、また、体系的に生かしていくのが総合健康センターだと考えております。  また、御質問の2点目でございますけれども、在宅介護支援金支給事業ということで、確かに平成24年度は1,264件で700万円余という補助費の給付でございましたけれども、平成25年度は、これまで介護認定とか、更新のときに、チラシのような形で周知を図るための御案内を差し上げておりましたけれども、平成25年度は、この方は対象になりそうだという、施設サービスを受けていない在宅の方で、6カ月以上在宅にいらっしゃるのではないかという方、要介護の3から5の方を抽出して、この制度の御案内通知をさせていただきましたので、ここでぐっと件数は2倍近く、そして、給付費のほうも1.5倍ほどの実績を積むこととなった次第でございます。 298: ◯廣岡委員長 高橋委員。 299: ◯高橋副委員長 将来的な見通しも含めて御答弁いただきました。どうしても介護予防というと、さっき言ったように、介護保険の中のメニューにあるものをいろいろなところから引っ張り出してきて組み合わせてやっている。それも予算の限界があるものですから、そこでやりくりをしているということになるわけですけれども、これから考えていった場合には、それ自身も必要だし、その供給の仕方も、ただ単に委託ではなくて、やり方も、きのうもお話がありましたけれども、さまざまあると思いますので、そこら辺はぜひ研究をしていただいて、健康づくりと同様に体系化をして、世代ごとにステップアップしていくようなことをまた図表なりを、これから新しい施設ができたときにそういうことが示せるようにしていただくようにお願いをしておきたいと思います。 300: ◯廣岡委員長 そのほかは。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 301: ◯廣岡委員長 特段ないようでありますので、本事業会計についても終了といたします。  ────────────────────────────────────────         議第48号 平成25年度袋井市病院事業会計(袋井市聖隷袋井市民病院)決算              認定について 302: ◯廣岡委員長 それでは、引き続きまして、議第48号 平成25年度袋井市病院事業会計決算認定についてを議題とします。 303: ◯荻原地域医療推進課長 (省略) 304: ◯廣岡委員長 所管からの説明が終わりました。  質疑があればよろしくお願いします。  寺田委員。 305: ◯寺田委員 基本的なことを若干お伺いするのですけれども、一応2億円を5年間にわたって市から出していくということですね。ここに他会計負担金ということで2億円を打ったわけですね。あと、病院施設維持管理費ということで1億4,000万円、これが入っているわけですけれども、私、この辺、もう一つよく理解できていないのですけれども、基本的には、2億円の赤字といいますか、その補填をするという中でやっていくということですので、ここのところがどういう形で入っていくのか、もう一つよく理解できないのですけれども、済みません、お願いいたします。 306: ◯廣岡委員長 荻原課長。 307: ◯荻原地域医療推進課長 これまでも御説明をしてまいりましたけれども、2億円の運営費補助というのは、病院事業の運営のための経費をごらんをいただくとわかりますとおり、2億円余の医業収益がございますが、実際の医師の給与であるとか、医療のさまざまなものをやりますと4億円を超えるぐらいの、今年度について言うと、4億3,000万円ほどの費用がかかってまいります。これは医療を行うためだけにというところになります。そのために2億円余の診療報酬交付金を渡しても、まだ2億3,000万円ほどの赤字が出ているという状況になって、結果として、2億円を聖隷福祉事業団に事業運営として補助しても、まだ3,000万円ほど赤が出ているというのが病院事業としての運営でございます。  それ以外の1億4,000万円、先ほど言った施設全体の維持経費というものでございます。これにつきましては、旧の袋井市民病院は、聖隷が使っている部分というのはごく一部で、それ以外は要は市が管理せざるを得ないというものになります。施設全体のさまざまなものが、旧の病院は一体で管理を施設になっておりますので、そうすると、基本的には、管理面積も大きいし、施設設備の維持管理、こういったものは市が管理をするということが前提になってきておりますので、あの施設全体の維持管理していくためには、設備の保守管理も必要ですし、電気料もかかってくる。こういったさまざまなものを施設維持管理するのに1億4,000万円かかっていると御理解を賜りたいと思います。  ですので、2億円の補助自体は、医業運営に関する補助として2億円を出していると御理解を賜ればと思います。 308: ◯廣岡委員長 寺田委員。 309: ◯寺田委員 くどいようで申しわけないのですけれども、この医業収益というところが、ここのところが基本的には聖隷の分だといいますか、利益になるわけですよね。そういう考えではないのか。 310: ◯荻原地域医療推進課長 もう一度御説明をいたします。 311: ◯廣岡委員長 荻原課長。 312: ◯荻原地域医療推進課長 医業を行うに当たってこの医業収入2億円余、2億4,231万円ほどありますけれども、ここの部分が、医業、入院した部分、外来の部分とかという医業の部分になります。医業収益全体にかかった分は、これはそっくり市が収入をしておりますが、そっくり聖隷のほうに入っていきます。聖隷に入っていきますので、2億円余の医業収益があったということになります、結果として。さらに2億円の運営負担を出します。それで、4億円聖隷のほうに入っています。ですが、実際の医業のために運営した金額、聖隷が使った金額は、実際には4億3,000万円余になっております。それはこの病院事業会計には出てこない状況であります。これが指定管理でそこに移っていますので、ここの中にはその金額が明確に出てきていないという状況になっております。したがいまして、本年度の病院のときには、先ほども言ったように、4億400万円ほどを聖隷のほうに出しているわけですね。ですが、それでも少し足りないという赤の運営になっているという状況になります。 313: ◯寺田委員 では、そこの聖隷のところはここには見えないわけだね。 314: ◯荻原地域医療推進課長 そうです。そういうことです。 315: ◯寺田委員 それが4億3,000万円ということだね。済みませんでした。 316: ◯廣岡委員長 ここで報告だけ申し上げます。  本日の会議時間につきましては、議事の都合によりあらかじめこれを延長させてもらうことを御了承願いたいと思います。  そのほかにつきまして質疑がありましたら。  田中委員。 317: ◯田中委員 今説明いただきましたけれども、指定管理を採用しているということで、ところが、収入については一旦袋井市のほうで収入するという、ほかの袋井市が指定管理をとっているやり方とは唯一違ったやり方で、収入だけをこっちへ持ってくるというやり方ですけれども、私が当初、想定していたのは、聖隷が指定管理でありますので、そちらのほうの会計でほとんど処理されて、実際ここの袋井市に出てくるのは、収入と、あと経費的にはそんなにないだろうと思っておりましたけれども、今の説明ですと、本体がでかいから、聖隷の部分はほんの一部で、それ以外の部分がここに出てきて、これだけありますよ、経費がかかりましたよということでありますけれども、何か納得がいかないというか、少しそうだろうかというような気がするわけですけれども。  経費が例えば水道光熱費一つとっても、これは案分をされているという考え方だと思うのですけれども。あるいは、燃料費、空調代のそういうものにも、実際、直接費、直接かかる部分についてはすごくわかるわけですけれども、共通費にかかる部分はどのような案分の割合をしてここにうちのほうの経費として出しているのか、それがやはり金額が大きいものですから、それぞれ違うと思うのですけれども、あるいは、共通の何か案分比、面積基準だとか、面積基準でやるのが妥当かなと思いますけれども、そういうものでやるのか、そこの経費がうちのほうが随分かかっていますので、その辺の案分をどのようにしているのか教えてもらいたいということと、考え方。  それと、あと、指定管理料という形で経費が出ていないですよね。ここに診療報酬交付金という名目で出していますけれども、これは指定管理の場合、こういう形になるのか、そこら辺も教えていただきたい。これだと、指定管理をやっているのかどうかがよくわからないというところがまずあると思うのですね。  個々には見ていないですけれども、総体的に感じた感想も込めて、疑問に感じたところを挙げさせてもらいましたけれども、少し説明をお願いいたしたいと思います。 318: ◯廣岡委員長 荻原課長。 319: ◯荻原地域医療推進課長 田中委員の御質問にお答えをいたします。  まず、1点目の指定管理の関係の当初のところですけれども、当初から指定管理を導入するに当たりまして、通常でいう利用料金制ではなく、代行制で行いますということでお話をさせていただいております。その代行制というのは、一旦、市が収入をして、それを、交付を収入として出してきますよ、聖隷福祉事業団にお支払いをしていくという前提の中でこの代行制にいたしますと。これは赤字が見込まれる事業について、指定管理等を行っても応札をする業者がないと、利用料金制で行うには難しいという中で、こういった代行制ということの、一部事業の保証をするみたいな形で行いますということで御説明をさせていただいた経緯があると思います。  この中で行いますと、この指定管理で支出について、指定管理委託料ではないよというようで御質問がございましたけれども、それにつきましては、聖隷が同じように業務委託等をしております浜松のリハビリテーション病院、こういったところとも確認をした中で、同じく代行制で行っていますので、診療報酬については交付金という扱いで出しております。  もう一つ、運営費については、委託料ということではなくて、赤字分の補填分というようなことで補助金という形で出しております。ですので、2億円と診療報酬交付金、要は医療費とは別にした形で、結果的には聖隷のほうへ行っておりますけれども、2種類に分けて提出をしておりますし、これについては、どういった形で支出をするかという名称等については、これまでも特別委員会等でも御説明をしましたように、協定書を締結した上でこちらのほうの支出をしているところでございます。  以上、指定管理についての状況でございます。  それから、もう一点、支出の分担的なものでございますけれども、先ほど来申し上げましたとおり、施設全体が基本的には市の持ち物、それから、市が維持管理をするという、これが基本的な協定、その前の平成24年の8月に覚書を結んだときに、そういった条件のもとで今後の指定管理の協議をしていくという状況になってございました。  したがいまして、医療機器、それから施設の西館の増改修とか、そういうのも全てこの事業会計でやっております。当然それは病院の事業債等を借りるというようなこともあって、病院事業会計を開設して今回この会計の中でやっております。したがいまして、医療機器の更新であるとか、そういったものは基本的には市がやるとなっています。ただ、本当に消耗備品的なものは、運営費の中でやってくださいねという形をとっておりますが、協定上、施設備品、それから医療機器等の更新等も市が行うというようなことになっておりますので、そういったものは全てかかってきますし、当然そのための減価償却とかというのが今後発生してきますけれども、こういったものの予算もとらないと減価償却費等もとっていかないと維持ができないということになりますので、そういったのは会計上載ってくる。それから、給与費などもここの中に職員1名分を載せているという形になりましたが、病院事業会計を運営していくのに何の職員もいないというわけにいかないものですから、職員費1名分はここへ入れていく。こういったものも病院全体の維持管理、実際には1名だけでやっているというよりも地域医療推進課がさまざまな形でやっておりますけれども、こういった会計に予算を計上しているというところであります。  分担に関しては、基本的には、光熱水費、燃料費、それから、一部の委託料、これは施設維持管理の中で警備委託等を、昼間は職員、我々もいるのですけれども、夜間も1人置いてほしいとか、病院として、全部戸締りをしてしまえばいいわけですけれども、そこの警備もしてほしいといった要望等もあって、その分の負担、こういったのを分担しております。ですので、光熱水費、それから燃料費、その一部の保守というか委託料、これ以外については基本的には全てが市が負担すべきものという形で計上をしてございます。 320: ◯廣岡委員長 田中委員。 321: ◯田中委員 わかりました。若干、清掃代はどうなるかとか、細かい消耗品はどうなのかとかと出てきそうな気がしますけれども、余り細かいことは言いません。4億3,000万円、聖隷のほうは費用がかかっていますよと先ほど言われましたけれども、これからはわからないわけですよね、私どもは。4億3,000万円かかっているのか、どれだけ赤字になったのかというのはわからない。だから、2億円赤字で補填しますよとはいうものの、その根拠が出ていないものでわからないのですけれども、こういう議会に聖隷の決算書が出るということは難しいことなのでしょうか。でないと、2億円を補償しますよというその担保が何もなしで、向こうが4億3,000万円かかっていて、赤字は2億3,000万円でしたか、かかっていますよと言われても、何もない中ではなかなかそれを承認するというのは難しいと思うのです。この中では既に2億円は赤字補填と出てしまっているわけですけれども、そこら辺はどうなのでしょうか。 322: ◯廣岡委員長 荻原課長。 323: ◯荻原地域医療推進課長 指定管理の関係でいいますと、基本的にいうと、指定管理をかけておりますので、実績報告をいただいた中で、そこの中で確認をとって承認をしてという形はとっております。まずもって、一つ、ただ単に向こうがやっているということではなくて、月々の例月の報告も出していただいていますし、年間の終わった中での全体の報告というのはしてもらっています。それを含めて実績報告というものをいただいた上で、そこの中で判断をして、2億円よりも多かったかどうかの確認をして精算業務をするということになっておりますし、そういう協定になっていますので、そのように作業は進めております。  それから、今、御説明がありましたように、監査等には聖隷福祉事業団の収入の状況等は御説明をしておりますので、本議会のほうにも聖隷の状況、先ほど言いました4億3,000万円余の費用で4億円ぐらいの収入で、結果として3,000万円ぐらい赤が出ていると。要するに、2億円の赤字補填という形になっておりますが、実際には2億3,000万円余の赤字が出ていて、2億円をやってもまだ3,300万円ほど赤が出ているという、この概略の資料を委員会へ提出してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 324: ◯廣岡委員長 田中委員。 325: ◯田中委員 そうすると、指定管理ですので、月々の報告を受けて、月次決算みたいな感じで試算表というか、月次の損益を報告を受けていると。その中で1年間たって、それを足せばそれになるということですけれども、そういう形のチェックもされていますよ。それで、監査についてはうちのほうの監査にも回してもらうという中で、確かに2億円を超す赤字が出ていますので、2億円を入れますよという形になっているということですね。わかりました。それはそれでわかりました。  それから、今年度からは消費税が8%になる。なおかつ来年いけば10%になるという中で、どうしても黙っていても赤字が出るのが消費税の控除対象外消費税が出てくるわけですけれども、これは今まさに590万円となっているわけですけど、これは8%になって10%になればすごい金額になるわけですね。去年、中東遠総合医療センターで、その損税は3億円ぐらいいくのではないですかと私が質問したら、3億6,000万円だと言われたのですね。黙っていても3億6,000万円出ていってしまうのですよ。今度うちも同様ですよね、それは。だから、これが1,000万円ぐらいになるということ、消費税が上がったためになってしまうということで、それは聖隷も同じですよね。聖隷もその分は払うから、当然、損益の中には出てきて、その分もこちらの2億円の赤字かどうかという中には入っているものですから、結果的にはその分も負担しなくてはいけないということで、なかなか袋井の負担が、消費税が上がることによってふえてきてしまうのですね。  そこら辺、制度ですので、今何かしようとしてもできないわけですよね。ただ、やはり議会もそうですけれども、国のほうに、そういう今の医療制度ですと損税が物すごく大きくなるから、やはりそれに対して国のほうで何とかせいということをやっていくべきだと思うのですね。そういう陳情というか、事あるごとに国のほうにそういうことを主張していくべきだと思うのですね。ただでさえ地方財政がうまく回っていかないという時代に、これで消費税が上がったために、またその分が上乗せして市町村が赤字をかぶらなくてはいけないという事態になっているわけですので。  議会のほうでは全国市議会議長会という会があって、そこでその分を何とかしてもらいたい、具体的には、ゼロ%課税をやってくれと言っているのですね。ゼロ%課税にすれば、払った分はそっくり戻ってきます。計算上、ゼロとして収益のほうはゼロ%、今の場合ですとこれは払ったほうがそのままで何のメリットもないということです。あるいは、一部のところでは、医療に対して定率の課税をかけて、少しでも赤字分を損税を少なくしたいみたいなことを言っていますけれども、ゼロ%課税が一番いいのではないかなと思います。  そのようなことをやはり市として主張していかないと、黙っていてどんどんどんどん損がふえていったり、毎年毎年ふえていくという状態ですので、そこら辺も一つ行動を起こしてもらいたいなというか、それについての考え方をお教えいただきたいと思います。 326: ◯廣岡委員長 荻原課長。 327: ◯荻原地域医療推進課長 田中委員の御質問にお答えをいたします。  聖隷のほうに関しては……。そもそもがこの控除対象外消費税に関しては、医療機器みたいな4条予算で買った部分と、診療報酬は非課税なので、そこに大きく差額が出て、結果的に損税になってしまうというような仕組みになります。 328: ◯田中委員 仕入れだって全部そうではないですか。材料費、医薬品とか。 329: ◯荻原地域医療推進課長 仕入れも医薬品とか、そういったものがあるのですが、機器とかそういうのは基本的には市が買っているので、運営的にはその分は減っています。ただ、この病院事業会計の中では、当然医療をもらっても、我々市が更新すると、その控除対象外消費税というのはうちのほうにも出てくると、この病院事業会計。こういった中で金額的にある程度出てきますが、特にすごい更新を病院でやっていかなければ、余りうちのほうの控除の対象消費税と、聖隷は聖隷でというので両方で分散しているみたいな形になりますので、2億円のところに直接影響してくるかどうかというのについていえば、通常の病院で運営するよりは少なくなってきます。ですので、聖隷の運営は少しクッションがあると御理解いただければと思います。  また、先ほど言った損税の部分で、消費税をアップする分に対して要望的にというお話がありましたが、この控除対象外消費税の関係を含めて、診療報酬の中にその分を見ているという扱いになっております。これは不十分だというようなことで、全国の医師会等でそういった形のものを言っている部分がありますが、基本的には、診療報酬の中にそこの部分を入れ込んでやっている形をとっておりますので、診療報酬がふえてきていますから、控除対象外のその分は出てくると思います。会計上どうしてもそれは出てくる形になりますけれども、その意味では収入が一部ふえてきているということで対応するというようにこれまでもやってきていますし、今後もそういうような形になってくるのではないかなと理解をしているところであります。
     その課税について、非課税にするべきか、先ほど言ったような税率の変更をしていくかというのはまた大きな問題ですので、多分、今までの過去の消費税並びに診療報酬の会計の関係は、そんな形が続くのではないかなと理解しております。 330: ◯廣岡委員長 鈴木委員。 331: ◯鈴木委員 まず、2億円の収入についてですけれども、旧病院から聖隷袋井市民病院になって、診療報酬請求に対する減額査定といいますか、多く計算し過ぎてしまったと。旧病院のときは1%から2%ぐらいだったよということをお聞きしたのですけれども、聖隷袋井市民病院になって、その辺がどのぐらいなのかなと。先ほど2億円の補填の部分で、中身をしっかり精査していますよということなので、どう見ているのかなという部分で1点。  それと、もう一点が、先ほどの資料提供の中にもありましたけれども、医療機器、私の感覚ですけど、使えるものは中東遠総合医療センターに行っているのかなと。残った部分で聖隷が使えるのかなと置いておいた分ですけど、やはりこれはだめですよというところで除却とか、廃棄処分している部分があるのかなと思うのですけれども、損益計算書を見るとそこら辺が経費的なものが載っていないのかと感じまして、それは市のほうのものだもので一般会計のほうで処理しているのかもしれないのですけれども、その点が1点。  それと、もう一点、これは今、損益計算書について説明していただいたのですけど、前回言えばよかったのですけど、貸借対照表の部分で、この平成25年度の貸借対照表は旧方式ですか。その3点を教えてください。 332: ◯廣岡委員長 荻原課長。 333: ◯荻原地域医療推進課長 まず、1点目の部分につきましてですが、それは前年度がないものですから、今年度新たにやったので、その分の金額の部分は多分出てこないのではないかなと思います。  それから、2点目の部分のどんな機器になっているかと、機器の状況等の資産の関係ですが、貸借対照表の7ページに受贈財産評価額ということで2億1,900万円ほどになっております。これは一般会計の中でも御説明をしましたが、建物とか土地とかを不動産鑑定評価をしたりということで言いました。その不動産鑑定評価で、引き継いだもの、土地については全て一般会計にしてございますので、建物を引き継いだ金額、それから一部の構築物、それから器械備品、こういったものを引き継いだものが2億1,900万円余の資産という形でございます。  それから、それに見合ったものが左ページ6ページの(1)の有形固定資産のほうに関連してまいりまして、ここには平成26年3月31日ですので、そこから後に平成25年度中に工事をしたりとか、医療機器を購入したりとか、そういったものがここに含まれてきております。その結果、全体では有形固定資産の合計は7億1,000万円になっていると。ただし、そのうち、特に建設仮勘定で2億7,800万円となっておりますが、6ページのイロハニのニ、これは特に増改修工事、まだ増築などは終わっていませんので、3月31日現在だとここへ持ってきて、それ以外に支払いをしたとか、もう完成しているとかという部分については、建物、構築物、器械備品等に入っている。資産が増加していますというような形になっております。  それから、最後の御質問、旧基準か新かということですが、これは前の部分、平成25年の1月ごろに、新システムの話ということで議員の皆様にも御参加をいただいてやっておりますけど、この決算のときから新基準になるということでやっておりますので、基本的には新基準の形のものになってございます。  それから、先ほど言いましたように、建物の不動産鑑定をしたのと同様に、器械備品については、残った備品のうち、使えないものは除却等をしたりとかということで、その残った分としてこちらのほうにしております。当初の中では。ただ、ここの除却をする云々という中に、使用しているものも耐用年数が超えていまして、減価償却費が通常でいうと、購入してから5%ぐらいは最後まで残ってしまうのですけれども、その残った分を再評価して、全てその耐用年数を超えているものは1円という評価にしてあります、簿価を。ですので、そういう操作をしないと、引き継いだというものが、ほとんど価値がないのだけれども、例えば何千万円とか何億円するようなものって5%のものってすごい金額が残ということで、それをそのまま引き継いで資産ですといってもほとんど価値がないというところがありますので、そういったものは全部1円評価にしてやっています。その結果、ここの資産の引き継ぎ財産なども減額されているというのが実際で、これをしないと、今後の減価償却費等もすごく大きくなってしまうとかということもあるので、そういう操作をして、極力、病院事業会計が身軽になるようにというような操作をさせていただいているところでございます。 334: ◯廣岡委員長 鈴木委員。 335: ◯鈴木委員 会計処理のことはわかりました。もう一回教えてください。聖隷袋井市民病院で診療しますよね。患者からもらう分と、健康保険のほうからもらう分があって、健康保険のほうからもらう分、それをひっくるめた部分を一回審査するところがありますよね。そこで審査して、減額というのが平成25年度分はなかったということですか。減額審査というですか、多過ぎて診療請求していますよというのはなかったのですかね。                 〔発言する者あり〕 336: ◯鈴木委員 済みません、少し聞き方が悪かって申しわけないです。 337: ◯廣岡委員長 荻原課長。 338: ◯荻原地域医療推進課長 今の保険で変更してくるというのがあるのですけれども、現年度の間は、相殺をその場でしていってしまうものですから出てこなくなってきます。 339: ◯鈴木委員 それはもうわからないのですね。 340: ◯荻原地域医療推進課長 そうです。結果として、翌年度になると、その分を過年度分という形で少しやらないといけない部分が出てきますが、本年度中はまだ全部そこの中でやっているものですから、今回は減の分もあれば増もありますというので、相殺した中で調整をとっていくという形をとるので、今回この中には載ってこないと。 341: ◯鈴木委員 平成26年度から載るのですか。 342: ◯荻原地域医療推進課長 平成26年度からは一部そういうのが出てきたりとかという形になってくると思います。 343: ◯廣岡委員長 そのほか質問は。  田中委員。 344: ◯田中委員 先ほどの続きですけれども、社会保険診療報酬の中に消費税の値上げ分が入ってきますよということを言われました。そういうことですよね。確かに入ってきます。でも、実際は、薬価が下げられますので、ほとんど0.何%ぐらいしか入ってこないのです。それは消費税が出たとき、20年ぐらい前ですか、そのときもそうでしたし、今回もそういうように言っています、確かに。だけれども、現実問題は、ほとんど入ってこないというのが実際だと思うのです。確かに入ってくるといえば入ってくるのでしょうけれども、実質的には余り入ってこないということです。  それと、今、貸借対照表の話が出ましたけれども、地方公営企業会計のほうが改正になって、ここで新しい基準ですよと言われましたけれども、退職給与引当金ゼロ、修繕引当金ゼロですよね。これは新しい基準だったら、強制的に計上しなくてはいけないのですよね。それと、借入資本金が6の2番目に行っていますよね。これは新しい基準では借入資本金ではなくて、これは負債だということで、固定負債のほうに載ってこなくてはいけないですよね。新しい基準でやっているのですか。 345: ◯廣岡委員長 荻原課長。 346: ◯荻原地域医療推進課長 これに関しましては、基本的に、今回の退職給与の関係等については、固定負債のところにゼロということです。計上としてはこういうようにしてございます。退職給与の引当金の部分については、現在の部分が職員が1名分というのについて、どういうような処理をしていくかというのが今、少し明確になっていないところがありまして、この時点では平成25年度については載っていないという形になっております。そういう状況で、基本的には、そういうところもございますので、大変申しわけありませんけど、基準としてはこういうように、この計上としては新基準でやっているということでございます。  それから、もう一点の診療報酬の関係ですけれども、これは確かに、先ほども申し上げましたとおり、カウントとしては見ているというような扱いで、診療報酬の中の改定にあわせてやっているというのが基本と。ただし、現実的なものとしては少ないよということで、先ほども申し上げましたとおり、全国の医師会などは、もう少し引き上げをしてほしいとか、そういうような要望、もし診療報酬改定であるならもっとプラスをしてほしいとかという要望を上げているというのは承知をしております。ただ、現実的には、そこまでいかないという認識ぐらいの引き上げにしかなっていないと医師会等からは言っているというのも承知をしておりますけれども、現実的にはそういう処理をしながら消費税のアップについて国としては対応しているという御説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 347: ◯廣岡委員長 荻原課長。 348: ◯荻原地域医療推進課長 それでは、固定負債のところの、先ほど言った退職給与、それから修繕引き当て、こういったところにつきましても、今現在、過渡期な形の部分もありますので、その引き当てということについては、今回の部分について、受贈財産自体もようやく最後で確定をしたというような形の部分もありまして、そういったところについての部分は今回、計上していないというような状況になっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 349: ◯廣岡委員長 ほかにはございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 350: ◯廣岡委員長 ほかには質疑もないようでありますので、本件については終了します。  それでは、ここで本日の会議は終了したと思います。明日についてはまた9時から再開をいたします。よろしくお願いします。                (午後5時26分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...